この現象は、AFT(4Kセクタ)のハードディスクを、USB接続のケース経由で接続した場合に発生することがあります。
コピー元ハードディスクと、コピー先ハードディスクの接続位置を入れ替え
(コピー元をハードディスクケースに入れ、コピー先を内蔵に
します)、CD起動でのコピーをお試しください。
表示されるメッセージは、具体的には以下の表示です。
●ワンクリックウィザードを実行した場合
エラーコード「0x10051」と表示されます。
●「ハードディスク コピー」ウィザードを実行した場合
「コピー元とセクタサイズが異なるため、選択されたディスクはコピー先として
使用できません。」
もしくは、
「Since a different sector size on the source hard disk, the selected hard disk cannot be used as the copy target」
と表示されます。
●「パーティション コピー」ウィザードを実行した場合
「セタクサイズが異なる為、フリーブロックはコピー先として使用できません」と表示されます。
【原因と回避策】
コピー先を接続しているUSB接続の「ハードディスクケース」や「IDE/SATA-USB接続アダプタ」機器と、接続した「ハードディスク」の組み合わせの相性が原因です。
コピー先ハードディスクを該当機器で接続した時、 Windows上で1セクタあたり
4096バイト(セクター長4096バイト)のディスクとして認識されます。AFTディ
スクなので、正しい表記ではありますが、内蔵ハードディスクは一般的には Windows上ではエミュレートされた状態で
512バイト(セクター長 512バイト)のディスクとして認識されています。
エミュレートが出来ない為、コピー先ハードディスクが「セクタサイズが異なる」と認識されます。
この問題が発生した場合、.パソコン内蔵側にコピー先(セクター長4096バイト)ハードディスクを接続し、外付け接続機器側にコピー元(同 512バイト)ハードディスクを付けてCD起動でコピーを行う、または.エミュレート機能がある「ハードディスクケース」に買い替える、いずれかの対応が必要となります。
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