通常『バックアップ遅延』とは、変更されたファイルをオートセーブ2が検知していますが、ファイルをまだ開いているため、バックアップできない状態を示します。ファイルが閉じられ後にバックアップが実行されます。

ただし、以下のウイルス対策ソフトがインストールされている環境では、ファイルに変更処理を行っていない場合でも自動バックアップが行われたり、『バックアップ遅延』のまま、バックアップが行われない現象が確認されています。

■ ライフボート　カスペルスキー アンチウイルス5
■ symantec　Norton AntiVirus（アンチ ウイルス）　シリーズ全般
■ McAfee　Virus Scan（ウイルス スキャン） Ver 9.0(2005)以上

[対応策]

上記ウイルス対策ソフトをインストールされている場合には、以下設定を行ってください。

1. タスクトレイ（画面右下）のオートセーブのダブルアイコンをクリックします。

2. メイン画面で、「設定の変更」を選択します
　　

3. 「カスタムセットアップ」を選択し、「次へ」をクリックします。

4. 「詳細」タブをクリックします。「ファイルの日時と属性の変更を無視する」のチェックボックスを"オン"(チェックを入れる)にしてください。
　　

5. 「次へ」ボタンをクリックし、設定を完了させます。以上の設定で正常にバックアップが行われます。

※上記オプションは、ファイルの日時と属性情報のみが変更された場合のみバックアップを行いません。ファイルを作成して保存したり、既存ファイルを参照して上書き保存した場合などはバックアップされます。