Sticky PasswordでLB メディアロック3をより便利に

『LB メディアロック3』を使用すると、複数のUSBメモリーやハードディスクを暗号化(秘密領域の作成)することができます。

それぞれの暗号化領域に異なるパスワードを設定した場合、思い出すのが大変です。

でも 『Sticky Password』 を利用するとセキュリティを維持したまま、パスワード入力を自動化することができます。
ここでは、『LB メディアロック3』の暗号化パスワードを 『Sticky Password』 を利用して管理する方法を説明します。

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最初に秘密領域を作成しておき、『LB メディアロック3』のユーティリティ上から有効ボタン①をクリックします(画面1)。

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パスワード入力画面上に表示される『Sticky Password』のアイコン②をクリックします(画面1)。

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アカウント追加③をクリックします(画面1)。

画面1

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『Sticky Password』にアカウントを追加します(画面2)。
アカウント名: 任意の名前
グループ: アプリアカウントを選択
ログイン名: 秘密領域の識別に使用します。区別し易い名前を付けておくと便利です。
パスワード: 秘密領域作成時に指定したパスワードを入力します。

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「新規アカウントを追加」をクリックしてアカウントの登録を完了します(画面2)。次回からパスワード入力を『Sticky Password』に代行させることができます(画面3)。

画面2

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秘密領域のパスワード入力画面に表示される『Sticky Password』のアイコンから、前の手順で作成したログイン名「Cドライブ」を選択してパスワードの自動入力をすることができます(画面3)。

画面3

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複数の秘密領域が存在するPCでは、秘密領域ごとに個別のログイン名を登録しておけば、異なるパスワードを持つ秘密領域を管理できます。『LB メディアロック3』のパスワード入力画面から、『Sticky Password』のアイコンをクリック、「ログインを追加…」を選択して新しいログイン名とパスワードを追加していきます(画面4)。

画面4

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複数のログインが登録された状態で『LB メディアロック3』の有効ボタンをクリックすると、ログインを選択できるポップアップが表示されます(画面5)。

画面5

注意事項:
ログイン名を複数登録したPCでは、クリックとダブルクリックを間違えると、異なるログイン名のパスワードが入力されることがあります。『LB メディアロック3』で秘密領域の自己破壊機能の設定を有効にしてあり、かつ自己破壊機能が動作するまでの回数が少ない場合、秘密領域の自己破壊が動作する可能性がありますので、充分にご注意ください。