PCの取り合い!― Multiplicity KVMモード

こちらの続きです。

同一ネットワーク上の複数のPCを操作することができるソフト 『Multiplicity KVM』 で、一台のPCを取り合ってみました。

   

KVMモードでPCを取り合い!


「KVMモード」は、プライマリPCのモニターを切り替えて、セカンダリPCを操作する機能です。

  

まずはグループ1のプライマリPCから接続してみました。
セカンダリPCの内容がモニターに表示され、操作が可能になります。

  

この時、グループ2のプライマリPCから、該当のセカンダリPCに接続してみます。

   

グループ2のプライマリPCに、すぐに接続されます。
グループ1のプライマリPCでは、その瞬間に接続が切れました。


グループ1プライマリの画面拡大
「別のコンピュータが制御を取得したため、このコンピュータへの接続が失われました。」

「OK」を押してMultiplicityの画面からまた接続すれば、すぐに再接続され、グループ2では接続が切れます。


  
   

このようなご利用をされるケースもほぼないとは思いますが、、奪い合いになりませんようご注意ください・・・・・・

    
製品の詳細は こちら です。


PCの取り合い!― Multiplicity シームレスモード

(マルチ プリシティ ケーブイエム)
は、同一ネットワーク上にある複数のPCを操作することができるソフトです。
ご自宅で複数のPCをお持ちの場合などに便利です。
(自宅のPCから職場のPCの操作は、通常は同一ネットワーク上にはないので操作できません。)

一組のマウス/キーボードで、隣のPCの操作を行えるシームレスモードと、PCの画面を切り替えて操作するKVMモードがあります。




 
Multiplicity KVMでは、1グループにつき、1ライセンスが必要です。
1グループにつき1台のPCでライセンス認証を行い、認証したPCからのみ、操作が可能です。

1台のPCを、2台のPCで取り合ったらどうなるか、試してみました。(このテストでは2ライセンス必要です)


    

シームレスモードでPCを取り合い!


グループ1、グループ2のプライマリPCから、同時にマウスでアクセスしてみました。
両方で操作が可能でしたが、表示されるマウスカーソルは1つだけ なので、そのときになんとなく優勢になっている側のプライマリPCの操作がアクティブになりました。交互に操作は可能です。

(( 取り合ったセカンダリPCの画面 ))

キーボードは同時入力が可能でした!
メモ帳を立ち上げたり、一番最初の入力開始時は、それぞれのグループで、マウスカーソルで入力位置をクリックして指定する必要がありますが、

その後は、キーボードを同時に押しても交互に押してもどちらも入力できました。
グループ1で 「g」、 
グループ2で 「h」 を 同時に連打し続けたら、ghghghghghgh と入力されました。
もちろん交互に入力も可能です。

  
半角/全角キーは独立していなくて、グループ 1 で日本語入力すると、
グループ2では半角英数になっていたとしても、グループ1の設定が引き継がれて入力すると日本語入力になりました。
先のPCで使用されていた設定が引き継がれるので、切り替えたい場合はその都度、半角/全角キーを押し直す必要ありました。

入力位置をマウスで指定すれば、どちらのグループでも入力できました。
グループ1のマウスで入力位置を指定して、そこへグループ2のキーボードで入力しても、入力されました。

もちろん、実際にはこのような使い方をするケースはほぼないと思われます・・・・・・。
(( 2ライセンスを用意してこのような使い方をするとしたら、どんな場合があるかな。。?_? ))

次の記事では、KVMモードでの取り合いの結果をお知らせいたします!
c(゚ー^)ノ・‘゚☆

Audials One 2024 Ultra 動画・顔の改善機能 

Audials One 2024 Ultra のアップデート Audials 2024.1.12.0 (2024-03-12)で、ビデオをアップスケーリングしながら人物の顔を改善できる機能が追加されました。下記の通りで、なかなかすばらしい効果です。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆
 
 
左 :<元動画>640×360、MP4
中央:2倍アップスケールのみ、顔改善無 1280×720、Webmに自動変換
右 :2倍アップスケール、顔改善有 1280×720、Webmに自動変換


         

Audials One 2024 Ultra をお持ちの方は、顔改善機能をお試しいただくことができます。使用手順は下記の通りですが、ご注意もご確認ください。

●Audials One 2024 Ultraの動画改善機能は、AI処理のため高負荷
 です。長時間の動画を処理する場合は時間がかかります。低スペック
 のPCを使用している場合はエラーが発生したり、処理が停止して
 しまう可能性もあります。こちらもご参考にされてください。
 動画改善機能 処理時間テスト 
 https://www.lifeboat.jp/newblog2/?p=10675
 
● 動画のアップスケールと同時に使用する機能です。顔の改善処理
 だけを行うことはできません。
 
● 軽めのAIモデルを使用した場合や、ご利用の機器によって、上記
 例とは効果が異なる可能性があります。上記例で使用したAIモデ
 ルは、NVIDIA RTX Super Resolution です。

   

顔改善機能 使用手順

1、Audials One 2024 Ultraを最新にアップデートします。(画面左下に、もし「更新」ボタンがあったらクリックしてください。「更新」ボタンがなければ最新状態です。)

  

2、「メディアの改善」を選択し、処理したい動画を指定してください。


3、「アップスケール」を選択してください。

  

4、使用するAIモデルを選択し、「Extra Face Improvement」をONにします。

※ AIモデルがインストールされていない場合は「↓」をクリックして
インストールしてください。ご利用環境によって、ファイルの出力形式
や、GPU等を選択できます。

   
5、「OK」(または「キュー」)をクリックします。

6、「開始」をクリックすると、処理が始まります。終了するまでお待ちください。完成した動画は、元動画と同じフォルダ内に出力されますのでご確認ください。

コピー/バックアップ 処理時間

最近検証機を購入したので、コピー/バックアップの処理速度を計測しました。
  
220GBくらいのデータ量をコピー/バックアップしました。目安にしていただければと思います。
  ※ LB イメージバックアップ11 Pro で試した古い内容はこちらです。
  コピー/バックアップ 処理時間の目安 2016年7月21日

    

● LB イメージバックアップ 12 Pro USBブート で操作
Windows上で操作した場合は、一般にメディアブートよりも時間がかかる傾向があります。

● データ(223GB)は、ほぼ動画ファイル。
コピー/バックアップの処理速度は、データの種類によっても変化します。
(トータルでは同じ容量でも、大きなサイズのファイルがいくつかある場合と、
 小サイズのファイルが数万単位である場合など。)

● 保存先のUSB3.0HDDは同じ機器を使用。
接続方法によっても処理時間は変わります。
表の2行目は、USB外付け→ 内蔵SSDへコピー、
3行目はコピーしたものを、再度同じUSBにコピーしなおしました。2分くらい違いがありました。

使用パソコンのスペックは、「スタート」を右クリック「システム」、「デバイスの仕様」を参照しました。

Audials One 2024 Ultra 動画改善機能 処理時間テスト

新バージョン Audials One 2024 Ultra はお試しいただきましたでしょうか?
Ultra版には、AIによる動画の補正、高品質化機能が搭載されています。
  
動画を補正する機能では、処理にある程度時間がかかります。 
動画の長さや解像度、使用するAIモデル、処理内容等いろいろな要素があり、処理時間は一概には言えませんが、NVIDIAのグラフィックボードを搭載したPCで処理時間をテストしました。ご参考にしていただければと思います。
   

テスト環境は下記です。

Windows 11 Pro
CPU:Corei7-13700 5.20GHz
メモリ:32GB(16GB×2)
グラフィック:NVIDIA® GeForce™ RTX 4070 Ti
ビデオメモリ:12GB (GDDR6X))


           

下記が処理が速いモデルですのでおすすめです。
    



       

      

※Audials One 2024で録画や変換処理を行うと、ファイル形式が自動的に WebM(ウェブエム)形式 になることがあります。WebM(ウェブエム)形式は、Googleが開発したファイル形式でWeb上で取り扱いやすいように、高画質を保ったままファイルサイズの軽量化を目指したフォーマットのようです。