スキャンと並行して復元可 ― データ復元ソフトDisk Drill 6 Pro

  
データ復元ソフト、Disk Drill 6 Pro(ディスクドリル)のご紹介 その2です。


復元作業は、ディスクのすみからすみまでスキャンするため、どうしても時間がかかります。

調子が悪くなってアクセスできなくなってしまったようなディスクの場合は、物理的に消耗していることが考えられますので、負荷を最小限にする意味で、一度ディスク全体を丸ごとスキャンし、見つかったファイルは、とりあえずすべて復元してしまうことがおすすめです。
 (スキャンを何度もやり直すことは、ディスクに負担がかかりますので、
  復元作業でとどめを刺してしまうことにもなりかねません。)
  

ですが、物理的な問題ではなく ファイルを誤って削除してしまったような場合は、
スキャンの途中で見つかったファイルを確認したり、スキャンと並行して復元を行うことが可能です。
簡単にできます。以下はその手順です。 ↓↓
   

スキャン開始 数分で、いろいろなファイルが見つかってきます。
「見つかったアイテムのプレビュー」をクリック。

  

見つかった中から、画像の 「JPG」のみ選択して復元してみます。
 

  
ファイルがばらばらと復元されるので、復元用フォルダをあらかじめ作っておくとよいかもしれません。この段階でも作れます。
 

Dドライブ内にフォルダを作成しました。
 

保存先を選択して「次へ」進むと、復元がはじまります。  
 
  
 

 復元処理が終了したら すぐにデータを確認できます。 
 

スキャンの画面に戻るには、「結果」をクリックします。
 

またこの画面に戻ります。スキャンはバックグラウンドで進行中です。
 

 

同じ要領で、少しずつ繰り返し復元することもできます。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆

NAS/Linuxのデータを復元 ― データ復元ソフト Disk Drill 6 Pro

  
データ復元ソフト、Disk Drill 6 Pro(ディスクドリル)のご紹介です。

Disk Drill 6 Proは、WindowsとMacにはインストールできます。
使い方はこちら

Linuxにはインストールできませんが、SSH経由(ネットワーク経由の遠隔操作)で Windows/Macからアクセスしてスキャン/復元操作が可能です。

Windowsで Linux(ウブンツ)にアクセスし、Disk Drill 6 Proの復元を試してみます。 

ウブンツ上でSSHの設定(SSHサーバーをインストール)をします。
下記を参考にしました。
https://qiita.com/010Ri/items/0a09356633655b5613ee

Linux系のNASも、NASの機能でSSHをオンにすれば、同様に行えます。


ウブンツ 25.04です。

   

端末を立ち上げます。


サイトの手順 にある通りコマンドを入力してEnterすると、以下のようになりました。

「Y」と入力します。


トリガを処理しています で、長時間停止しました。(終わったのかどうかよくわかりませんでした。)

サイトの手順にある通りステイタスを確認すると dead になっています。

やはり手順通り、開始のコマンドを入力後、再度確認すると アクティブになりました。

Disk Drill 6 Proで接続する場合は、SSHの準備はこれでOKです。

なお、ウブンツには、画像や音楽を保存、削除し、ゴミ箱も空にしました。

 


Windows上でアクセスして復元を試します。Disk Drill 6 Proを立ち上げます。

 

ウブンツのディスクを読み込みます。
「SSH経由のNASとLinux」から「NASを追加する」をクリックします。

ウブンツのIPアドレス、ウブンツにログインするときのユーザー名とパスワードを入力します。

 
 ※ウブンツのIPアドレスは IP A と入力すると確認できます。途中にそれらしいのが出てきます。
 


画面に出てきました!

パーティションを選択して、検索を開始します。

しばらく待つといろいろ見つかってきました。

全体のスキャンは時間がかかりそうなので、先に見つかった音楽だけ選択して、復元してみます。

復元データを書き込むドライブを選択します。


復元中です。

音楽データの復元が完了しました。すぐにエクスプローラを開いて確認することができます。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆

Audials One YouTube一括録音(一例)

YouTubeの音楽では、聴きたい曲をクリックすると自動的に再生リストになっていて、続けて関連アーティストの曲が流れるようになっていることが多いようです。

YouTubeで、録音したい曲のURLをドラッグすると、自動的に大量の曲がキューに登録されることがあります。多い場合は数百曲のリストになっていることもあるようです。↓↓↓


※ 不要な曲は、Shiftキーなどで複数選択して「-」をクリックすることで、まとめてキューから削除することもできます。


 

*-*-*-*-*-* 

聴きたい曲のURLを確認すると、URLの途中に「&list=」という文字列があります。これがリストの指定なので、「&list=」から後ろを削除して、前の部分のみをAudials にドラッグすると、1曲のみの録音が行えます。  

  
具体的には、下記の手順になります。

1、「音楽ストリーミング」から「YouTube」をクリックします。

2、「ダウンロード録音」が行えなくなったご案内が表示されます。今後表示が不要な場合は「選択したオプションを常に使用する」にチェックを入れ「続行」をクリックしてください。チェックしない場合は繰り返しこの案内が出ますがその都度「続行」をクリックしてください。

3、設定画面では、「ドラッグ&ドロップまたはURL入力」を選択して「録音」をクリックします。

4、URL指定の画面になります。Webブラウザを立ち上げYouTubeを開きます。録音したい曲を表示してください。

5、URLを確認し、「&list=・・・・」の表記がある場合は、この部分を削除します。
残った部分をAudials にドラッグしてください。

6、希望の曲が1曲だけキューに追加されたことをご確認ください。

7、このまましばらく待つと、左上に小さいウインドウが出てきます。このウインドウが出ると録音を開始し始めています。

8、録音したい2曲目に進みます。ご希望の曲をYouTubeで開き、同様に「&list=・・・・」以降を削除してからAudials にドラッグしてください。


9、2曲目の小ウインドウが左上に出ます。小ウインドウは、実際には1曲目のウインドウと重なっていますのでわかりづらいです。小ウインドウを誤って閉じると録音は中断してしまいますのでご注意ください。


10、同様の手順で、3曲目、4曲目を追加します。追加し終わったら、終わるまでお待ちください。


11、「終了」と表示されているものは、録音が完了しています。


起動メディア ◆ USBポートが足りない?途中で抜いても大丈夫?、他

パソコンのバックアップやパーティション操作を行う下記の製品では、USBメモリやCD/DVDで「起動メディア」を作成でき、そのメディアで立ち上げてバックアップなどの操作を行うことができます。
とくにOSのバックアップを復元するときは、必ず起動メディアで操作する必要があります。
 ◆ LB イメージバックアップ12 Pro
 ◆ LB イメージバックアップ 11 Pro
 ◆ LBパーティションワークス15
 ◆ LBコピーワークス1
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起動メディアでの操作は、普段使い慣れているWindowsの動きとは少々勝手が違って、とまどうことがあるかもしれません。そんなポイントを集めてみました。LB イメージバックアップ12 Proの画面を例にご案内いたします。

   

起動メディアから起動するときの画面です。

Windowsは裏側で眠っていて、メディア内のプログラムが読み込まれています。 

起動メディアは <Windows PE> という、やはりMicrosoftが提供しているプログラムがベースになっていますが、インストールされているWindowsのほうとは、あくまで別個に動作しています。ここがポイントになります。


 読み込み終了後は起動メディアは抜いてもOK  

上記の画面で、起動メディア内のプログラムをパソコンのメモリ上に読みこんでいますので、この読み込みのバーが消えたら、起動メディア(USBメモリやCD/DVD)は取り外すことができます。
「安全な取り外し」操作などはなく、いきなり抜いてだいじょうぶです。

また、この画面で接続機器も読み取っていますので、この時点で接続してある外付HDDは、自動的にドライブ文字が割り当てられます。(詳細は下記でもご説明しています)

ブート手順はここでは割愛していますが、万一読み込みされなかったり、メディアを接続してあるのに選択できなかったりする場合、ポート(USBを差す場所)を変えてお試しください。
ハイスペックのPCに、古いUSBメモリだと動かなかったり、機種によってはCDでは読み込みできずUSBメモリにしたら動作した、など、ご利用環境や機種固有の現象が発生することがあります。

   

メディアが読み込まれ、画面が表示されました。

        

 ドライブ文字について  

Cドライブ、Dドライブなどの表示は、起動メディアのプログラムで一時的に割り当てられているものになります。上記の例では(D:)と表示されている箇所が、普段のWindows上でCドライブに当たる部分です。
  
メディアで起動したときはドライブ文字で判断はできませんので、ディスクサイズ、メーカー表示などでご判断ください。
   


 使用していないメディアやUSB機器は取り外しできます。   

「安全な取り外し」等の手順はありません。
取り外すと「入出力エラー」が出ることがありますが、「エラーをすべて無視」をクリックしてください。
バックアップ等の処理中に取り外すとこのエラーで中断されますので、何らかの処理中は、取り外しはしないほうが無難です。

  
抜いたのに画面から消えず残っている場合は、キーボードのF5か、画面右上の「更新」をクリックしてください。( 画面表示に残ったままでもトラブルにはなりません。)

  

 起動後に外付HDDを接続した場合  

起動メディアを外して、代わりに外付HDDを接続してみました。接続しても画面に出てこない場合は、F5キーまたは更新をクリックしてください。

  
接続した機器は、Sonyの外付HDD(3TB)です。
あとから接続した場合は、ドライブ文字が自動で当たりません。バックアップ保存先などに使用する場合は、「エキスパートビュー」画面で、ドライブを選択し、「ドライブ文字の変更」をクリックします。
  

  
割り当てるアルファベットに決まりはありません。今回の操作限定の一時的なものです。適当に選択し「割り当て」をクリックしてください。

「適用する」をクリックします。

  
  
 タッチパッド、Wi-Fiは使用できません  

メディアで起動時は、Windows PE のドライバの都合上、タブレットのタッチパッドは動作しません。 有線マウスをご利用ください。

またWi-Fiも使用できませんので、ネットワークドライブにバックアップイメージを保存したい場合は、有線LANをご利用ください。LANポートがない機種では、下記のようなUSBで変換できるアダプタもあります。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆

Audials One バックグラウンド録画(一例:YouTube)

YouTubeの動画を、複数まとめて一括で、バックグラウンドで録画してみます。

長い動画の場合、広告が入ってしまうことがありました。
広告を除外したい場合は、あらかじめ「MP4」で録画する設定にしていただくと、のちほど簡単に広告をカットすることができます。 詳細はこちらをご参照ください。

広告削除はあとからでもできますので、まずは録画を急ぎたい場合は、下記手順をお試しください。
   

1、Audials を起動し、「動画ストリーミング」で「一括録画」をクリックします。
  
  
2、YouTubeを選択します。

  
  
3、YouTubeが開きますので、ご希望の動画を見つけてください。

  
  
4、動画を選択して再生画面が開くと、右上に「キュー」ボタンが表示されますのでクリックします。無関係な広告が流れていても構わず進めてください。

  
  
5、「動画がキューに追加されました」と表示されたことを確認しましたら、録画したい他の動画を開き、同様に「キュー」をクリックして追加してください。

  
  
6、録画したい動画をすべて「キュー」に追加し終わったら、「キューを表示」をクリックします。

  
  
7、キューに追加したものが一覧で表示されます。「キューを再生&録画」をクリックします。

  
  
8、「録画」をクリックします。( ひとまず設定変更はせずにお試しください。)

  
  
9、指定した動画が再生され、自動的に録画も開始されます。
モニタリング音量を「」(消音)にし、Audials を最小化 「」 すればバックグラウンドで録画を続行します。

  
※上記画面で をクリックした場合は下記の画面になります。このあとAudialsを最小化しても同様に可能です。
   
  
  
10、パソコンは他の作業にも使用できますが、録画で負荷がかかっています。録画の失敗にもつながるため各自ご判断ください。

※実際に試したところ、バックグラウンドで次の動画に切り替わるタイミングで、消音 の設定が外れることがあり、突然音が出たこともありました。必ずしも発生する現象ではありませんが、突然音が出た場合は、最小化しているAudials を開き、再度消音ボタンをクリックしてください。
  
  
11、キューに追加した動画の録画が完了すると、完了したメッセージが表示されます。