「ドライブにディスクがありません」エラー

「****.exe - ディスクがありません
ドライブにディスクがありません。ディスクをドライブ  ¥….  に挿入してください。」

というメッセージエラーが出る、というお問合せが、時々あります。

「****.exe」は、弊社のインストールプログラムだけでなく、各社の様々なインストールプログラム名が入ります。

また「ディスクをドライブ  ¥…. 挿入してください」の   ¥…. 部分は、「E:¥」 であったり、 「¥DEVICE¥Hardisk1DR1」や「¥Device¥Harddisk3¥DR3」の時もあります。

原因は不明ですが、エラーが出るプログラムのインストール後、そのインストールに使用したCDドライブやインストールには関係がないけれども何かのドライブが認識されなくなった時に(具体的には「E:¥」であったCDドライブが別のドライブ文字になって「E:¥」がなくなっていたり、「¥DEVICE¥Hardisk1¥DR1」の場合は「ディ スク1」、「…¥DR2」「…¥DR3」だったら「ディスク2」「ディスク3」の認識がなくなった等)、出るようです。

このエラー発生時に「ディスクの管理」では、該当のデバイスは「ディスクの管理」上には存在しません。存在しないのに挿入を要求されるなんて理不尽な話です。

■ディスク番号とは

「ディスク1」「ディスク2」「ディスク3」はディスクの管理で表示される「ディスク番号」です。(「ディスク0」はWindowsの存在するハードディスクです)

『ノートで外付けハードディスクもつけてない』『こんなにハードディスク持っていない』なんて事がありますが、最近のパソコンは「カードリーダースロット」や「USB」等スロットがあり、こういったリムーバブルディスクは「ディスク何番」として追加されます。

またプリンタや、デジカメ等が接続されていて、そちらにメモリスロットで記録領域があると、こちらが「ディスク何番」となっている事もあります。

■解決できるか試す

もし上のメッセージが出たら、挿入して下さいと言われている「デバイス」がどこか。以前とドライブ文字が変わってしまっていないか、ソフトのインストール時にだけUSBハードディスクや、何かのメモリカードやUSBストレージを付けなかったか、確認してみてください。

違う機器でもいいので一時的に「ディスク」を追加してみるのも手です。エラー表示の「ディスク」が一回でも出現すると、その後は、このエラーが表示されなくなります。

なお「デイバイスマネージャー」で「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」内の「USB大容量記録装置」に、『実際に何も機器をつけてないにもかかわらず何かが登録』されている場合、1つずつ「無効」にして再起動する手もありますが、パソコン内部でカードリーダー等がUSBで水面下に繋がっている事もありますので、そちらはエラーの指定する「ディスク番号」を追加しても解消できない時に自己責任にてお試し下さい。