デュアルブート環境のバックアップ

1台のPCに、2つのOSをインストールして切り替えて使われたことは
ありますか?デュアルブートと言われる環境のことです。
Windows 7のPCに、Windows XPを入れて、切り替えて使う方が
最近は増えているようですね。

デュアルブートの構築は手間がかかるため、、起動できなくなって
しまうと、再度構築するのはかなり面倒です。そんな時のために、
このデュアルブートの状態がバックアップできれば、いざという時
にすぐにバックアップ時の状態にもどせます。今回は、
LB ブートマネージャー+LB パーティションワークス13で構築した
デュアルブート環境をバックアップして復元できるかを
試してみたいと思います。使用するOSはWindows 7 + Windows XPです。

※ここでは、バックアップはディスク全体で行っています。デュアルブート、マルチブート
の環境のバックアップはパーティション単位ではなく、ディスク単位で行ってください。

バックアップには、LB ブートマネージャーとセットになっている
LB パーティションワークス13を使用します。このバックアップ機能で
バックアップし、復元できるか試してみたいと思います。
なお、Windows 7とWindows XPは、下記のように、同一HDD内に
インストールされていることが前提です。

まず、CD起動でLB パーティションワークス13を起動し、
外付けHDDなどにバックアップします。

今回は復元できるかどうかの実験なので、バックアップが終わったら、
いったんバックアップ元のHDD内のパーティションを全部削除します。

さて、OSが起動できなくなったところで、バックアップデータを復元してみます。

復元が正常に完了したのを確認し、再起動すると、
LB ブートマネージャーの画面が表示され、OSが選択できるようになりました。

この後はWindows 7、Windows XPのどちらでも起動できました。
デュアルブートとは言っても、通常通りにバックアップすれば
復元できました。デュアルブートであることを気にする必要は
ないみたいですね。構築に時間がかかったものこそ、
バックアップを確実に行って、いざという時に備えておきたいですね。