ファイルの「作成日」「更新日」

文書などを作って名前を付けて保存し、「プロパティ」を見ると、「作成日」「更新日」「アクセス日時」なんて項目があります。

作成したデータを同じ場所で上書きすれば、「更新日」「アクセス日時」が変更されます。これは当然ですね。

「コピー」して「貼り付け」した時、「移動」(ドラッグしたり、切り取って貼り付け)した時は、「日時」はどのように扱われるのでしょうか。

コピーした場合、コピー先のデータは「更新日」はキープされますが、「作成日」「アクセス日」はコピーしたタイミングの日時に変わります。

移動は、データの移動先が「同じドライブ」か「異なるドライブ」かで、挙動が代わります。

異なるドライブ移動した場合は「更新日」「作成日」は元のままですが、「アクセス日時」は移動したタイミングに変わります。

同じドライブの(同じ位置に同じ名前のものは2つ置けませんので)異なるフォルダや階層に移動した時(ドラッグして「移動」や「切り取って貼り付け」)、「更新日」「作成日」「アクセス日」は元のままです。
というのも同じドライブ内では「移動」では階層(パス)情報を変更するだけで、実際のデータを変更しているものではない為です。

CドライブのデータをCドライブの別の位置に移動した時と、Dドライブに移動したのでは「アクセス日時」が変わるわけです。

データの「移動」と「コピー」を繰り返していると、「作成日」より「更新日」の方が古いなんて不思議なことが起きる事となります。

バックアップしたデータを復元する場合、この「作成日」「更新日」「アクセス日」はどうなるのでしょうか。
次回は『復元方法による「作成日」「更新日」「アクセス日」の変化』です。