アクセスログ2でFirefoxやChromeのアクセスを監視

LB アクセスログ2やUSB HardLockerはアクセスしたWebページのURLをログに記録する機能がありますが、対応するブラウザはIE(Internet Explorer)に限定されます。
IE以外のブラウザのシェアは年々伸びていますし、最近はIEのセキュリティ問題が報道されて、一時的に他のブラウザ使用を推奨されるようなこともあるので、FirefoxやChrome等によるアクセス記録も把握できれば便利です。
そこで、LB アクセスログ2を利用してMozilla Firefoxのアクセス記録を調べる方法をご紹介します(USB HardLocker 4も同様)。

LB アクセスログ2のログ項目に「ウィンドウ」があります。
この項目はデスクトップ上に新しいウィンドウを開いたり、複数のウィンドウが開かれているときに作業ウィンドウを切り替えたりした操作を記録します。

例えば、下の画面のように4つのウィンドウを開いて作業すると、次の内容がログに記録されます。
■リムーバブルディスク(G)
■ドキュメント
■無題 – ペイント
■MSN Japan – Internet Explorer
■LIFEBOAT,INC/Network… – Internet Explorer

上の画面のようにブラウザでWebページにアクセスすると、ブラウザのウィンドウタイトルにページの
タイトルが表示されますが、ページのタイトルを見れば何を見ていたのかおおよそのことが分かります。
(URL情報等とは違いますし、同じタイトルのページが異なるURLに存在するので、ブラウズしたページ数が少ない場合はアクセスしたページを推測できない可能性もあります。)

このタイトル情報とアプリケーションの起動(firefox.exeやchrome.exeをプロセスやファイル操作で確認)を見ていくと、IE以外のブラウザを
使用してどこのページを見ていたのかおおよそのことを把握できます。