画面のキャプチャー方法(Windows10)

サポートでは、問題の説明が出来ないときや、状況を詳しく確認するために、その際の画面のハードコピーで頂く事があります。

パソコン画面を画像にする方法 という記事を以前公開し、続いて Windows10の新しい画面キャプチャー方法 という記事を2018年の11月に公開しています。Windows10の大規模アップデートで、この機能が変化して、また進化しています。(「Snipping Tool」の進化系です)

改めて、画面をキャプチャー(ハードコピー)する方法をご案内いたします。

■Windows10の画面のキャプチャー方法

1.「Windows」キーと「Print Screen」と記載されているキーの同時押し。

一瞬画面がシャッターが下りたように明滅します。キャプチャーされた画面は「ピクチャー」内の「スクリーンショット」フォルダに自動命名されて保存されます。

この方法は一番簡単なのですが 「Print Screen」 のキー位置が、「デスクトップ」では「F12」キーの隣なのですが、「ノート」の場合「Fn」キーを同時に押さないとだめであったり、キー表示が「PriSc」としか書かれてなかったり、タブレットではキー操作が厳しく、できない方もいます。
また全画面を取りますので、一部だけほしい時には向いていません。

2. 「切り取り & スケッチ」機能を使用する


「スタート」-プログラム一覧の「か」カテゴリー内の 「切り取り & スケッチ」 を指定します。

「切り取り & スケッチ」 画面が起動し、「新規」ボタンを押し上部の「範囲指定」欄で、「任意の四角」「自由範囲」「ウインドゥ枠指定」、「全画面」の指定が表示されます。(今回から、「ウィンドゥ枠指定」が増えました)

どれかを指定すると、その範囲が取得されて「切り取り&スケッチ」画面に表示されます。トリミングしたりペンで書き込みもできます、右上側の「保存」マークを押すと、「コメント 2020-02-05 095104.png」の様に、日付と時刻で命名されて好きな場所に保存できます。

3.「切り取り & スケッチ」 用の「キー」操作でのキャプチャー方法。

上記の1と2を混ぜた 方法です。
最新の「 切り取り & スケッチ」 を起動すると以下の表示となりました。中央の表示は以前と違い、キー操作があることを示しています。

そこで「Windows」キーと「Shift」キー、そして「S」キーを同時押しです。やってみると『「範囲指定」用の「任意の四角」「自由範囲」「Window指定」「全画面」指定ボタンが出ました。

ただ、指定ボタンを押しても 何も起きません……?? 

実はここで画面のコピーをした状態になっています。この後「ペイント」でも 「Word」でも「Excel」でも構いませんので、起動して「貼り付け」を行うと画面が「貼り付き」ます。(「ペイント」は「Windowsアクセサリ」内に。「は」項には「ペイント 3D」があります。「貼り付け」後に「名前を付けて保存」します。

4.「Snipping Tool」

実はWindows7から使用されていた「Snipping Tool」はまだ隠れ手気味ですが、存在します。「スタート」-「W」カテゴリー内「Windows アクセサリ」内に 「Snipping Tool」 はあります。起動すると猛烈に 「 切り取り & スケッチ」 を推奨されますが、それでも「新規作成」を押せば使用できます。

5. カメラで撮影

キーボード操作が苦手、貼り付けも出来ない、保存先が分からない場合、スマートフォンで撮影したり、デジカメで撮影して、メールでお送りください。

【Audials2020】Spotifyを10倍速録音、他。

Audials One 2020では、Spotifyの録音がさらに便利になりました。下記の2通りの方法をご紹介しています。ぜひお試しください!

■ ドラッグ&ドロップでダウンロード録音
■ 10倍速で録音する
 

* * *             

『Spotify』を使用するには、あらかじめSpotifyのプログラムをダウンロード、インストールしておく必要があります。
こちらをクリックするとSpotifyのサイトに移動しプログラムのダウンロードが開始されます。

インストールが完了すると、デスクトップに以下のアイコンが作成されます。ダブルクリックで起動し、音楽が再生できることをご確認ください。

録音するには、Audialsを起動し「音楽ストリーミング」を開きます。

            

■ドラッグ&ドロップでダウンロード録音

録音したいプレイリストや曲を、AudialsのURL入力欄にドラッグ&ドロップします。

読み込まれますので「ダウンロード」をクリックしてください。ダウンロード録音が開始されます。

この例ではプレイリストになっています。下記のようにプレイリストの全曲目が読み込まれます。( 曲数によっては読み込みに時間がかかることがあります。 )「今すぐダウンロード」をクリックすると全曲のダウンロード録音が開始されます。

録音不要のものがあれば、リストから削除してください。

 

Spotifyに接続され、ダウンロード、保存処理が行われます。

「完了」となっているものは保存済です。

          

            

■10倍速で録音する

「音楽ストリーミング」から「Spotify」をクリックすると、録音スタンバイします。

録音したい音楽をSpotifyで再生してください。再生と同時に録音が開始されます。

10倍速録音にするには、オプションを開いて、「速度」のスライダーを「Very high(10x)」へ動かしてください。「品質」も同様に設定することができます。

「Spotify#2を開始」をクリックすると、2曲同時に高速録音することも可能です。

2020年 よろしくお願い致します。

令和の初のお正月も明け、いよいよオリンピックイヤーの2020年がスタート致しました。

今年もお役に立つ、様々なソフト、そして裏ブログをお届けたいと存じます。

最近はハードディスクがSSDとなり、接続方法や形が大きく変わっています。 IDE接続、からSATA接続に進んだ2000年初期から10年、ハードディスクは巨大化し2TB越えも安くなりました。

そして起動デバイスには、ハードディスクより、起動が早いSSDが増えてきました。そのSSDも小型化が進み「2.5インチ」だったものが「M.2 SSD」が普及し始めています。パソコンもタブレットも軽くなっていきます。今年はどんな機器が公開されるのでしょうか。楽しみですね。

また一年よろしくお願い致します。

よいお年を

2019年も残り5日。今日は仕事納めの金曜日の会社も多いかと思います。

2020年はWindows7のサポート終了に加速がついた気がします。盛んにWindows7サポート終了、Windows10乗り換えの告知を見ますね。

Windows7からWindows10への無償アップグレードは無償期日が終わっている為できない場合もあるようですが、まだ出来た方もいるようで。Windows7/8で「システム」にある「Windowsライセンス認証」があるか、ないか、確認したり。メーカーパソコン側の対応などもお調べ下さい。

なお、Windows10は「インストールディスク」がISOイメージで公開されています。最新のWindows10 Update 1909 へWindows10をアップデートする場合も、ディスクを作りたい方はこちらを作成してから行うこともできます。

マイクロソフトのこのサイトに進み「ツールを今すぐダウンロード」ボタンを押します。(「今すぐアップデート」ボタンは押しません)

「MediaCreationTool1909.exe」というプログラムがダウンロードされて保存されます。保存後、これを実行すると「ライセンス同意後」-「別のPCのインストールメディアを作成する(USB フラッシュ ドライブ、DVD、またはISOファイル)」を指定し「次へ」と進みます。(ここでも「このPCを 「今すぐアップグレード」は指定しないように)
言語、エディション、アーキテクチャー画面を「次へ」と進むと 「USB フラッシュ ドライブ」「ISOファイル」の指定がありますので「 ISOファイル」 を指定し「次へ」と進みます。

ドキュメント内に「Windows.iso」が作成されます。あとは「isoイメージからディスク作成」を実施すると、インストールディスクが作成されます。

もしこのディスクでWindows7からWindows10にアップグレートする場合、上記のように無償アップグレード期間が終わっている為、インストール後ライセンスが引き継がれるかはグレーです。できなかった場合に備えて、アップグレードを実施する前に必ず「LB イメージバックアップ 11 Pro」「LBイメージバックアップ12 Pro」「LBパーティションワークス15」「LB コピーワークス13」等で、必ずWindows7環境でバックアップ、ハードディスクコピー、等を行ってから実施されることをお勧め致します。

2019年はUSB3.1が公開され、SSDが「SATA」から「M.2」接続が増えてきました。どんどん容量も増えています。来年は何GBまで増えるのか、楽しみです。

2020年もよろしくお願い致します。

Windows7 間もなく終わるサポート

Windows7は2009年に公開されたOSです。いよいよ2020年1月14日にMicrosoftのサポートが終了します。

10年間活躍したOSとなります。
2001年に公開され延長サポートや更新配信が例外的に2014年まであったWindowsXPよりは短いですが、それでも長く活躍したOSです。

後継としてWindows10を使用している方がほとんどでしょうか。
(Windows8/8.1もかなり少ないですが、使用されている方は多いですね)

Windows7サポート終了はこんな画面が表示されます。

Windows7からWindows10にアップグレードするか、新パソコンにしてデータを移行するか、それぞれ悩まれるかと思いますが、どちらにせよ、Windows7のデータが失われたら大変です。

Windows7でもWindows10でもバックアップが可能な「LBイメージバックアップ11 Pro」または「LBイメージバックアップ12 Pro」、そして「LBパーティションワークス15」等でバックアップしてから、移行作業をお試し下さい。

LBイメージバックアップ12 Pro 製品情報https://www.lifeboat.jp/products/ib12/index.php

なおWindows7の初期のころは「32ビット」「MBRハードディスク」が普通で「64ビットOS」は法人や上級ユーザーが使用していましたが、今や個人向けパソコン新規購入すると、殆どが「64ビット」「GPTハードディスク」です。

Windows7環境からアップグレードした場合に、かなりの確率で「32ビット」Windows10となります。時々サポートで64ビットのつもりで話を進めていて、よくよく伺ったらアップグレード版Windows10の事があります。

32ビットWindows7はアップグレードしても、Windows10 32ビットにしかできません。ビット数を変えるには、新規インストールするしかない為、バックアップ、復元時にはご注意くださいね。

■Windows10でビット数を確認する手順
「スタート」の上で右クリックして「システム」を指定します。表示された画面内に記載されます。

ちなみに32ビットと64ビット パソコンの大きな違い

OSで処理できるメモリが大きく異なります。Windows10では、32ビットは4GBまで。64ビットは上限は2TBです。ただしスロットの数も限りがありますので、2枚(32GB)が、最大的かと思われます。メモリが多ければパソコンの処理速度は速くなります。

64ビットでかつ、UEFI搭載パソコンだけが、OSインストール時に「GPTディスク」としてハードディスクが初期化できます。GPTディスクの場合、パーティション数やハードディスクの最大容量が増えます。
64ビットパソコンでも「MBRディスク」を使っている場合もあります。(Windows7の初期のころはUEFIは世の中には存在しませんでした)
(MBRとGPTの違いはこちらの記事をご参考下さい)