ドライブのアイコンが変だ?!

「エクスプローラー」で本来「ローカルディスク」であったハードディスクの「ドライブ」のアイコンが、なぜかソフトのアイコンになってしまう事があります。
これは、CDドライブにインストール用のCDを入れた時に、そのソフトのアイコンになる事と同じ現象が発生しています。CDは取り出せば元のCDドライブに戻せますが、ハードディスクの「ドライブ」はそうは行きません。

では、どうしてこうなってしまったか、対処はどうするのでしょうか。

発生する方は恐らくダウンロード版のプログラムを購入していて、ダウンロードしたプログラムアイコンがドライブアイコンとなっているはずです。ダウンロード製品は、購入後解凍してからインストールを実施します。この時に「CD内と同じデータ」を解凍して保存します。通常は「ダウンロード」フォルダがダウンロード保存先で、展開もここにするのですが、間違えてドライブの直下へ解凍展開してしまった場合、CDの中身と同じものが直接ドライブ直下に出来てしまいます。

CDの中にある「Autorun」といくつかのデータが、CDを挿入すると認識して自動起動する機能を持っているのですが、それがアイコンデザインを変える機能を持っています。
これがドライブの直下にある為、展開直後は気づきませんが、パソコンを再起動すると、ハードディスクドライブのアイコンが、ソフトのアイコンになってしまいます。

こんな時は慌てず、【インストールが終わってればダウンロードしたデータは不要です】 インストール済みであることを確認してから、ドライブの直下を確認します。(「エクスプローラー」の「表示」で「拡張子」を見えるようにして確認しましょう)

この4つのデータがあるはずです。(ここでは「ib11.ico」ですが「.ico」のデータ名はダウンロードしたソフトによって異なります。目安として、変わってしまっているドライブアイコンと同じデザインで表示されています。)

これを削除してから、パソコンを再起動すれば元に戻ります。


ダウンロード購入されたソフトによって、これ以外に「Install」フォルダ「Manual」フォルダ等インストールプログラム本体のフォルダもありますが、命名が様々ですのでこちらは割愛します。

Audialsのプレイリスト活用

以前の記事で

Audials Tunebite 2016 Platinum 【マイプレイリスト】について

をご案内いたしましたが、この「プレイリスト」は別の運用にも活用できます。

Audialsでは録音したり、録画した動画から音声だけに変換した等の「MP3」データから音楽CDを作成できます。この時に同じ曲だけCDを何枚も作成したい時にも「マイプレイリスト」が活用できます。

①まずは「プレイリスト」を新しく作成し、好きな曲だけを集めてみましょう。(お好きな曲だけ集めたコレクション音楽CDと同じようになります) もちろん動画でも「ブレイリスト」を作成できますが、今回は音楽だけ集めます。

「プレイリスト」をクリックして「新規」を指定し、「名前」を付けます。

②ブレイリストに「メディアセンター」-「音楽」から、曲をドラッグして指定します。

④曲を足します。画面下には合計時間が表示されますので目安にします。

⑤これで好きな曲だけ集めたブレイリストが出来ました。CDにするときは作成した「プレイリスト」を表示しシフトキーを押しながら全曲を指定してから、右クリックして「送る」-「ファイルをCDに書き込む」を選択します。「CD書き込みウィザード」が表示されます。「音楽ディスク」にマークして「次へ」と進めると毎回同じ曲の組み合わせのCDが作成できます。

なおAudials Tunebiteでは曲の順番は「ファイルの作成日順」「アーティスト(アルファベット)順」「ジャンル別」しか指定ができません。もしお好みの順にしたい時はWindowsMediaPlayerなどで作成して下さい。

動画ファイルのビットレート

以前、「音声ファイル」のビットレートについて簡単にご案内しましたが(『MP3について(その3)』『MP3について(その4)』)、今回は、「動画ファイル」のビットレートと、この「動画ファイル」のビットレートをAudials One 2017での録画時に変更する手順についてご案内したいと思います。

動画ファイルは、音声ファイルの場合と違ってビットレートは1つではなく、映像の部分と音声の部分でそれぞれ個別にビットレートが設定されております。


動画ファイルの「プロパティ」で「詳細」のタブに表示されているものの内、【ビデオ】の部分にある「データ速度」が映像のビットレートで、【オーディオ】の部分の「ビットレート」が音声のビットレートです。【ビデオ】の部分にある「総ビットレート」は、この2つのビットレートの合計を表しています。

基本的には、映像の部分のビットレートが高ければ画質が良くなりますし、音声の部分のビットレートが高ければ音質が良くなります(ただ、どれだけビットレートを上げても変換元の状態より良くはなりません)。

■【動画を録画する際のビットレートの変更手順】

録画される動画ファイルのビットレートを変更する際は、下記の手順にて行います。


1.Audials One 2017を起動し、左側メニューから「動画の保存」を選択します。


2.画面下部の「形式:」の部分をクリックし、「出力形式」のウインドウが表示されたら、「変換:」の「すべてのファイルを次の形式で変換して作成する:」にチェックを入れます。


3.次に「ビデオファイル:」(デフォルトでは「WMV-WMV7 最高品質」の部分)をクリックし、録画する際の形式を選択します。
※以下は、「WMV-WMV7 最高品質」で録画する場合のものとしてご案内致します。


4.「WMV」→「WMV7 最高品質」にマウスカーソルを合わせて青色になった右側の箇所に、「>>」のアイコンが表示されますので、この「>>」をクリックし、更に表示される「これに基づいた新しいプロファイルの作成」をクリックします。


5.「ビデオプロファイルの設定」ウインドウが表示されますので、左側の「ビデオのプロパティ」の「ビットレート」(ビットレートを変更する場合は「VBR」のチェックは外します)と、右側の「オーディオのプロパティ」の「形式:」を変更します。
例として、今回は映像のビットレートは「1440」、音声のビットレートは「320kbps」に変換します。
変更後、「OK」を押して「ビデオプロファイルの設定」ウインドウを閉じます。
(「ビデオプロファイルの設定」画面の左上の「プロファイル名」はそのままでもいいですが、ご自身で分かり易い名前に変更して頂いても構いません。デフォルトだと「カスタムWMV~」となります)


6.「出力形式」画面に戻ったら「OK」をクリックし、「出力形式」ウインドウも閉じます。
動画ファイルのビットレート設定が変更され、設定はカスタムプロファイルとして保存されます。今後はこの設定で録画が行われます。


7.実際に録画をお試し頂き、録画した動画ファイルの「プロパティ」からビットレートをご確認下さい。

■【作成したカスタムプロファイルの削除手順】

作成したカスタムプロファイルを削除したい場合は、下記手順にて削除を行って下さい。


1.Audials One 2017を起動し、左側メニューから「動画の保存」を選択します。


2.画面下部の「形式:」の部分をクリックし、「出力形式」のウインドウが表示されたら、「ビデオファイル:」の出力形式をクリックします。


3.削除したいカスタムプロファイルにマウスカーソルを合わせて青色になった右側の箇所に、「>>」のアイコンが表示されますので(ご利用の環境やディスプレイの設定によっては「>>」が表示しきれていない場合もございますが、その場合は青色になった箇所の右端をクリックすれば表示されます)、この「>>」をクリックし、更に表示されるメニューから「プロファイルの削除」をクリックすれば削除されます。

ドライブにおすすめの曲を2倍速でまとめて録音 ―Audialsシリーズ

日本では昨年の秋にサービスが開始された音楽のストリーミング配信サービス『Spotify』 、みなさまもうご利用でしょうか。無料でなかなか楽しめますね。

AudialsがSpotifyに対応し、2倍速録音が可能になりましたので、試してみました。
こちらのFAQ もご参考にしてください。


Spotifyは、現在のおすすめチャートやジャンル、気分に合わせて選べるプレイリストがたくさんあります。


フォロワーが多く、ドライブにおすすめ というプレイリストを、一気に録音してみようと思います。


Audialsを起動し、「音楽の保存」-「音声/音楽の録音」-「Spotify」-「Software」を選択します。


「Spotify」-「Software」を選択すると、2倍速で録音できます。チェックを入れ、1曲目の再生ボタン▶をクリックします。曲が流れると同時に録音が開始されます。


プレイリストで次々に曲が流れ、Audialsも曲ごとに自動保存しながら録音し続けます。フリー版ではたまに広告が入りますが、30秒以下の広告は自動的に除外されて、保存されません。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆
Audialsの画面です。↓ ↓ ↓


よくよく見ると、このプレイリストは140曲あり、全部聞くと9時間あります・・・。
だいたいの目安ですが、2倍速録音で、1時間で30曲くらい保存できます。
1、2時間放置して「停止」するなど、適宜にお願いいたします。(4、5時間かければすべて保存できますが)


録音した音楽ファイルは、「ミュージック」フォルダ内に保存されています。(C:\Users\ユーザー名フォルダ\Music)
「Audials」、「Audials Music」等のサブフォルダ内にある場合がありますのでご確認ください。


◆もし、プレーヤーで聞ける音楽CDを作成されたい場合は、「Audials One 2017」の利用ガイドp61~をご参照ください。 → 利用ガイド(PDFファイル、10MB)

または こちら をご参照ください。画面は旧バージョンですが、手順はほぼ同じです。


YouTubeの4K動画を録画する方法

Audials Tunebite シリーズはYouTubeの動画は、「URLを貼り付け」してダウンロード録画する事ができます。 URLから録画する場合、「4K」動画はどうやって録画するのでしょうか。試してみましょう。 まずYouTubeのサイトで検索で「4K動画」を調べてみます。各動画の右側に「4K」という表示がある事が判ります。

1.録画前の準備。対象動画の画質を確認します。
動画下側の歯車(設定)ボタン(ここにも「4K」のマーク)を押して「画質」を確認します。ここでは「2160P」となっています。

2.URLをコピーします。これは通常のURL録画と同じです。


3.Audials Tunebite を起動し、「動画の保存」-「動画の録画」画面に進んで、「動画URLの貼り付け」にURLを貼り付けます。(ここで右側の右向き→を押さないで下さい) ▼のボタンを押して、「解像度に「2160P」のある行を指定します。いつものダウンロード録画が開始されます。

4.保存後のデータ容量比較です。もちろんデータ量が大きい為録画時間も長くなりました。6分動画だけでも707MB使いますので、もっと長いものには、それなりにパソコンにスペックを要求します。通信回線や速度もwifiや無線LANではなく、有線LANがお勧めです。

再生は小さなモニターではあまり変わりがありません。4K対応のモニターで再生して画質が違う事をご確認下さい。