「関連付け」その2 (やや中級者向け) 前篇

以前、

関連付けってなに(初心者向け)

という裏ブログで、関連付けの設定や変更方法をご案内致しました。この記事は、既に関連付けがあるデータを、別のものに関連付けた時の変更の話でした。データは何千種類もあり、全てのデータが関連付けされて、存在するわけではなく、最初は「関連付け」がされていないものも沢山あります。

そういったアイコンは書類のようなアイコンで、場合によっては真ん中に何かのマークがあったりします。

さて、Sticky Password シリーズで「バックアップ」の為に、エクスポートすると「暗号化」して保存したものは、Sticky Password 用のアイコン(spbd形式)になります。関連付けがないため、書類の真ん中にSticky Passwordのマークがあるアイコンです。ダブルクリックすると関連付けられていない為、何のプログラムで開くかの確認画面が表示されます。

ここで無理に開こうとして「その他のオプション」から「Word」を指定してみても、暗号化されている為通常の文章として読むことはできませんでした。

ただ一度開くプログラムとして「関連付け指定」してしまうと…アイコンが、その関連付けしたデータに変わってしまい、今後は、勝手にWordで起動してしまいます。

この「関連付け」外そうとしても「このファイルを開く方法を選んでください」の中には、関連付けを消す、もしくはクリアする設定がありません。一度関連付けしてしまった元々「関連付けがない」データから「関連付け解除」する方法はここにはないのです。

この関連付けの情報は「コントロールパネル」-「プログラム」-「既定のプログラム」-「ファイルの種類またはプロトコルのプログラムへの関連付け」で確認できます。

本当に、これを解消する方法はないでしょうか。調べてみると実はレジストリを変更する事で対応可能でした。

レジストリとはWindowsの一部で、出来る限り触るのは避けたい(サポート的に)部分です。ヘタに触るとWindowsが壊れてしまう事もあります…。続きは次回!

Windows10の新ブラウザEdgeの”お気に入り”

Windows10の新ブラウザEdgeにも”お気に入り”があります。

実体は以下のフォルダに保存されています。かなり深く、AppDataは表示オプションで、”隠しファイル、フォルダーを表示する”を選択しないと参照できません。

C:\Users\<ログインしているユーザ名>\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe\AC\MicrosoftEdge\User\Default\Favorites

これで、Edgeのお気に入りのバックアップもできそうでしたが・・・、フォルダ内のファイルをバックアップしておいても、リカバリーした際などにファイルを丸ごと戻すだけでは、復元できませんでした。Edgeのお気に入りは、実体ファイルだけでなく、レジストリにも書き込まれているようなので、簡単にバックアップと復元はできないようです。

あると便利なBluetooth機器(初心者向き)

タブレットPC(Windows)に「USB HardLocker」を導入するケースが増えていますが、パソコンに慣れた人には少し厄介なことがあります。

○キーボードがない
(キーボードがないとパスワード入力ができない。ロック中はスクリーンキーボードを利用できません。)
○USBのコネクタが1つしかない
(キーボードを繋げたら、鍵を装着できない。USBキーボードを鍵にしたら、解除キーの入力ができません)

USBのハブを用意して、キーボードやマウスを繋げてしまえばよいのですが、USBハブの利用はお勧めできません(ハブの中にはUSB鍵情報を中継できないものがあります)。
そこで、Bluetooth接続のマウスやキーボードを用意しておくことをお勧めします。
タブレットPCやスマートフォンの普及で安価なBluetooth機器が増えていますので、マウスやキーボードは2~3千円程度で購入することができます(最近のはほとんどのタブレットPCがBluetoothをサポートしています)。

Bluetooth キーボード               Bluetooth マウス

10インチのタブレットPC(Windows)に使用してみました。こんな感じで普通のパソコンとほとんど同じ感覚でタブレットを使用できます。

一つしかないUSBポートは充電に使用していますが、充電後は1ポート空くので鍵を装着できます。

Bluetooth機器を利用するためには、PC本体との接続を確立する必要がありますが、2ステップ程度の設定作業で簡単に接続できます。

機器を選択します(キーボード等では認証コードの入力が必要なこともあります)。

USB HardLockerとは関係ありませんが、スマートフォン(Android端末)でもこのように利用することができます(マウスもキーボードも動作します)。キーボードに慣れてしまってフリック入力が苦手な人にはいいかもしれないです。

システム情報の取得手順

WindowsのPCには、「システム情報」というものがあります。

「システム情報」にはご利用のコンピューターのハードウェア構成、コンピューターのコンポーネント、およびドライバーを含むソフトウェアについての詳細が表示されており、これらの情報を確認する事が出来ます。

今回は、もしこの情報を保存したり別のPC等に送りたい時に、システム情報を取得するための手順をご案内致します。

まず、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「システム情報」の順でクリックします。

(Windows7以前のOSは「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システム情報」の順で進んでください。)

「システム情報」の画面が起動します。

「ファイル」から「上書き保存」を選択します。

「名前を付けて保存」が表示されますので、「デスクトップ」等を指定し、ファイル名に分かりやすい名前を付けて「保存」ボタンを押します。

こちらは作成中の画面です。しばらくお待ちください。

作成が終わると、「デスクトップ」に先ほど付けた名前のデータが作成されます!

もしメールなどに添付する際は、先ほど作成されたデータのアイコン上で右クリックし、「送る」-「圧縮(ZIP形式)フォルダー」を指定します。

同じ名前で「ジッパーのついたフォルダー」が出来上がります。この「ジッパーのついたフォルダー」の方をメールに添付してお送りください。

Windows10 新ブラウザEdgeのホーム画面を変更する

Edgeを立ち上げた時に表示されるトップ画面を変更したい場合は、下記手順で変更できました。


1. 画面右上の「・・・」をクリックし、「設定」をクリックします。




2. 「特定のページ」を選択して「カスタム」を選択します。




3. 「Webアドレスを入力してください」の欄に、トップページにしたいサイトのアドレスを入力し、「+」ボタンをクリックします。




4. 元から設定されていた「about:start」は「×」で消さないと新しい設定が反映されないようです。




5.保存ボタンやOKボタンはないので設定できたらそのまま閉じます。




6. Edgeを閉じて立ち上げなおしてみると、設定したトップ画面が開きます。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆