謎の「RECYCLE.BIN」

先の

隠しフォルダを見えるようにする

および

謎の「System Volume Information」フォルダ

から続きまして、先の「System Volume Information」フォルダと同じように、「フォルダオプション」で「保護されたオペレーション システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外すと「RECYCLE.BIN」または「$RECYCLE.BIN」というフォルダも存在します。

「RECYCLE.BIN」は、パーティションをフォーマットしただけでは出現しません。(「System Volume Information」はフォーマットしたら存在する)

何かのデータをこのパーティションに入れてみましょう。

すると「$RECYCLE.BIN」が出現しました。この「$RECYCLE.BIN」フォルダは削除できますので、「$RECYCLE.BIN」を削除してみましょう。一度削除できますがこのドライブを閉じて開くと、また「$RECYCLE.BIN」は再出現してます。

この「$RECYCLE.BIN」は、実はゴミ箱管理の為のデータ。

削除したデータはこの中に管理されて入ります。「ゴミ箱」で「元に戻す」をした時にデータを戻すための管理などをします。「ゴミ箱」を完全に空にすると、ここの管理情報も消えます。

①Gドライブからデータを削除した直後に、ゴミ箱の中身を確認

② Gドライブ直下の「$RECYCLE.BIN」フォルダを削除

③再度ゴミ箱を見てみると、Gドライブ関連のものが消滅

なので、邪魔だと思ってドライブ直下の「$RECYCLE.BIN」フォルダを削除すると、そのドライブ内の削除したデータは「ゴミ箱」で「元に戻す」で戻せなくなります。

気になる時は「保護されたオペレーション システム ファイルを表示しない(推奨)」チェックは入れておきましょうね

謎の「System Volume Information」フォルダ

先の

隠しフォルダを見えるようにする

記事でご紹介した、「フォルダオプション」で「保護されたオペレーション システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外すと、様々な「windows」関連のデータが見えるようになります。
すると各「ドライブの直下に「System Volume Information」というフォルダが存在する事に気が付くと思います。

この「System Volume Information」は、パーティションを作成して、フォーマットした段階で出現します。

「LB パーティションワークス15で新パーティション作ったが、作成した覚えのないデータが存在する」なんて事になるわけです。

「System Volume Information」フォルダは、**ドライブとして表示される各記憶域に1つずつ必ず存在します。「System Volume Information」内部には「復元ポイント」用のバックアップデータが保存される仕様です。

「System Volume Information」内部の復元ポイント用のデータ自体は(特別な手順の設定は必要ですが)保存しない様にしたり、個別に消すことができます。
が中を空にしても「System Volume Information」フォルダは「ドライブ直下のものは」消すことはできません!

消せないフォルダと思っていて間違いはありません。

【補足】
パーティションを結合すると(パーティション「A」+パーティション「B」だとして)、パーティション「A」の中に「結合用フォルダ」が作成され「B」の中身が全部入ります。
なんと「B」ドライブ直下にあった「System Volume Information」フォルダまで「結合用フォルダ」内に保存され、今度は「結合用フォルダ」が削除できなくなることがありますが、こちらの裏ブログ記事を参考にして、LinuxのCD起動で「結合用フォルダ」ごと消すことはできます。これは「裏」的なお話です。

ファイル・フォルダ単位でのバックアップ

ライフボート製品には、LB ファイルバックアップ4 Proという
ファイル・フォルダ単位でバックアップするための製品がありますが、
Paragon Hard Disk Manager 12にも指定したフォルダをバックアップする
機能があります。では、機能的に何が違うのでしょうか。

LB ファイルバックアップ4 Proでバックアップを行った場合、バックアップ先には、
バックアップ元と同じ構成で対象のファイルがバックアップされます。例えば、
バックアップ元のフォルダにファイルが100個あった場合、バックアップ先にも
ファイルが100個バックアップされます。また、圧縮や暗号化を行っていなければ、
バックアップ先のファイルをそのまま開けます。以下はバックアップ先フォルダの中身です。

Paragon Hard Disk Manager 12でバックアップを行うと、バックアップ先には
イメージファイルが作成されます。イメージファイルの状態では、バックアップデータを
そのまま開くことはできず、「復元」の操作を行うことで開けるようになります。
また、バックアップ元とバックアップ先が同じ構成になることはありません。


必要なファイル・フォルダをでバックアップする、という用途は同じですが、
バックアップ形態や機能は異なりますので、注意してくださいね。

隠しファイルを見えるようにする(Windows8)

以前 2012年7月頃の記事で、この手順をご案内致しました。

隠しフォルダ・ファイルの表示(初心者向け)

Windows8についての情報がないため、追加します。XP、Vista、7の場合は上記リンクをクリックして下さい。

Windows 8/8.1 の場合

【隠しファイルの表示】

「デスクトップ」に進んでタスクバーの「エクスプローラー」をクリックします。
「コンピュータ」内の表示が出たら、上部リボンの「表示」をクリックします。

「隠しファイル」のチェックボックスにチェックをいれます。

【拡張子の表示】
「ファイル名拡張子」のチェックボックスにチェックをいれます。

【システム用の隠しファイルの表示】
上記2つのチェックの右側にある「オプション」のボタンを押します。従来のXP、Vista、Win7形式の「フォルダオプション」画面が表示されますので「表示」タグ内の「詳細設定」欄にある「保護されたオペレーション システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外します。

ところで、「保護されたオペレーション システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外した時に見えるデータの中で、各ドライブに直下に「System Volume Information」と「$RECYCLE.BIN」という作った覚えがない謎のデータがあります。

この謎のデータ2つについては、また別記事で改めて…

パスワード ジェネレータでパスワードを作成

Sticky Passwordには、パスワードジェネレータというパスワードを生成する
ための機能があります。どこかのサイトに会員登録する場合、たいていは
パスワードを設定することになりますが、どんなパスワードにするか
迷ったとき、この機能が役に立ちます。

使い方は、まずメイン画面を起動し、「メニュー」→「ツール」
→「パスワード ジェネレータ」を選択します。


パスワードジェネレータの画面が起動します。ここで、何桁のパスワードにするか
指定できます。

使用する文字を細かく指定したい場合は
「追加オプション」をクリックして、使用したい文字にチェックを入れます。


あとは「生成」をクリックすればパスワードが作成されます。作成後、「クリップボートに
コピー」をクリックすると、作成したパスワードがコピーされるので、使用したい場所で
貼りつければOKです。