Windows PE版の起動CD作成について

PC向けの製品であるLB イメージバックアップ11 Proや、
LB パーティションワークス15、LB コピー ワークス13、
Paragon Hard Disk Manager 12にはWindows PE版の起動CDを
作成する機能が搭載されています。イメージバックアップや
パーティション操作機能を搭載した製品では、この起動CDは
必ず作成するようご案内しています。


最大の理由は、Windowsを含めたバックアップイメージを復元する場合、
復元作業はCD起動で行うからです。通常、バックアップはWindows
の調子が悪くなったり、起動ができなくなったりした場合に備えて行います。
もし起動できなくなった場合、予め取っておいたバックアップイメージを
復元すれば、バックアップを取ったときの状態に戻せますが、その作業を行う際、
Windowsが起動できなければ、Windows 上から復元操作を行うことはできません。
そこで、Windows PE版の起動CDを使用します。

それ以外にも、Windows上でコピーやパーティション操作などを行うよりも、
CD起動で行った方が処理が安定しやすかったり、誤ってパーティション操作を
中断してしまった場合に、起動CDから起動することで、処理が再開できることが
あります。

せっかくバックアップを取ったのに、起動CDが無くて復元できない…なんてことに
ならないよう、マニュアルなどを参照して起動CDは予め作っておきましょう。