接続の確認

ワイヤレスのマウス、キーボード、Bluetooth、wifi等が普及したとはいえ、パソコンからはモニター以外にもUSBハードディスクや充電用ケーブル、USB扇風機やPCクーラー、ネットワークケーブル(有線LAN)、NAS、スマホにMP3プレーヤー、なんて沢山接続機器が増えてます。

何かのケーブルが開閉する蓋の邪魔をしていたり、乱雑に絡み合っててお互いが引っ張りあっていて抜きたいものと別のものを抜いたり倒したり、思いもかけぬ事故もあります。

USB接続ハードディスク等は、データ書込み中にケーブルがポロリと抜けると使用中のデータは破損します。もし「秘密領域」を有効化されていたらこのタイミングで「秘密領域」全部が壊れます。USB使用中は気を付けてください。

自作パソコン等は、筐体内部のSATAケーブルや電源ケーブルが、冷却ファンを邪魔してないか、です(過熱はパソコンの大敵です)

ケーブルが何かに踏まれて断線していたり、劣化して火を噴いたり、埃によるトラッキング等も怖いです。
ケーブル周りは、綺麗にしておくことをお勧めします。

このケーブルがちゃんとつながっているのは確認してても、そのケーブル自体が何かの邪魔をしてないかも気にしましょう。うちでは冷蔵庫の電源ケーブルが冷凍室に挟まって24時間気付かず、ガリガリ君が全滅しました。トホホ

ハードディスクやCDドライブの型式を調べる(初心者向け)

ハードディスクを交換したいが、大きさや性能はどうやって調べたらいいの。
CDドライブは書き込みは何の対応が可能。

なんて話が「問い合わせ」中に出ることがあります。そこで「デバイスマネージャー」で調べる方法をご案内します。「デバイス」とは「機器」の事。パソコンは多くの部品の集まりですので、その機器ひとつひとつが何を使用しているか、個々で見ることが出来ます。

■WindowsXP/Vista/7

「スタート」-「コンピュータ(XPはマイコンピュータ)」の上で右クリックして「管理」を指定します。「コンピュータの管理」が表示されます。この画面内の「デバイスマネージャー」をクリックします。

■Windows8/8.1

「Windows」キーと「X」キーを同時に押し、左下の表示メニューから「デバイスマネージャー」を指定します。(「コンピュータの管理」を選択すれば、WindowsXP/Vista/7系と同じ画面で見る事もできます)

「DVD/CD-ROMドライブ」の前をクリックして展開すると型式が確認できます。「PIONEER BD-RW BDR-206D」が型式です。このメーカー名と型式を検索サイトなどで調べると、どんなドライブか書き込みは何が対応しているのか等が判ります。

同様に「ディスクドライブ」がハードディスクの型式を示します。

この環境では2台接続されている事が判ります。「ST1000DM003-9YN162」までが型式です。この型式を検索サイト等で調べると、サイズや性能が判ります。
ノートパソコンのハードディスクの場合、2.5インチという大きさは変わりませんが、厚みが7mmと9.5mmがあるので、検索して調べてから購入しましょう。

Audials Tunebiteでラジオの録音

Audials Tunebiteでは、サウンドカードを通して流れる音声を録音することができます。ストリーミング音楽だけでなく、ラジオも録音することができます。手順は以下の通りです。

1. Audials Tunebiteを起動して、[音楽の保存] – [音声/音楽の録音]を選択して、[録音方法の選択] – [連続サウンド録音]を選択します。

2. 録画待機状態になります。

3. ブラウザを起動して、radikoなどラジオ配信サイトを開き、録音したい局を選択します。音声が流れると自動的に録音が開始されます。

4. 録音を停止すると、保存されます。タイトルなど必要に応じて修正します。これでラジオの音声データがファイルとして保存され、いつでも聞けるようになりました。

「ドライブにディスクがありません」エラー

「****.exe - ディスクがありません
ドライブにディスクがありません。ディスクをドライブ  ¥….  に挿入してください。」

というメッセージエラーが出る、というお問合せが、時々あります。

「****.exe」は、弊社のインストールプログラムだけでなく、各社の様々なインストールプログラム名が入ります。

また「ディスクをドライブ  ¥…. 挿入してください」の   ¥…. 部分は、「E:¥」 であったり、 「¥DEVICE¥Hardisk1DR1」や「¥Device¥Harddisk3¥DR3」の時もあります。

原因は不明ですが、エラーが出るプログラムのインストール後、そのインストールに使用したCDドライブやインストールには関係がないけれども何かのドライブが認識されなくなった時に(具体的には「E:¥」であったCDドライブが別のドライブ文字になって「E:¥」がなくなっていたり、「¥DEVICE¥Hardisk1¥DR1」の場合は「ディ スク1」、「…¥DR2」「…¥DR3」だったら「ディスク2」「ディスク3」の認識がなくなった等)、出るようです。

このエラー発生時に「ディスクの管理」では、該当のデバイスは「ディスクの管理」上には存在しません。存在しないのに挿入を要求されるなんて理不尽な話です。

■ディスク番号とは

「ディスク1」「ディスク2」「ディスク3」はディスクの管理で表示される「ディスク番号」です。(「ディスク0」はWindowsの存在するハードディスクです)

『ノートで外付けハードディスクもつけてない』『こんなにハードディスク持っていない』なんて事がありますが、最近のパソコンは「カードリーダースロット」や「USB」等スロットがあり、こういったリムーバブルディスクは「ディスク何番」として追加されます。

またプリンタや、デジカメ等が接続されていて、そちらにメモリスロットで記録領域があると、こちらが「ディスク何番」となっている事もあります。

■解決できるか試す

もし上のメッセージが出たら、挿入して下さいと言われている「デバイス」がどこか。以前とドライブ文字が変わってしまっていないか、ソフトのインストール時にだけUSBハードディスクや、何かのメモリカードやUSBストレージを付けなかったか、確認してみてください。

違う機器でもいいので一時的に「ディスク」を追加してみるのも手です。エラー表示の「ディスク」が一回でも出現すると、その後は、このエラーが表示されなくなります。

なお「デイバイスマネージャー」で「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」内の「USB大容量記録装置」に、『実際に何も機器をつけてないにもかかわらず何かが登録』されている場合、1つずつ「無効」にして再起動する手もありますが、パソコン内部でカードリーダー等がUSBで水面下に繋がっている事もありますので、そちらはエラーの指定する「ディスク番号」を追加しても解消できない時に自己責任にてお試し下さい。

パソコンをWiFiルータにする

出先で、ネット環境が必要になった場合や、有線LANのインターフェースがないPCをネットに接続する必要が生じた場合、スマホのデザリングを利用することがあると思います。
でも、スマホの3Gや4G回線にPCを繋いで、知らぬ間にWindows Updateでも始まってしまうと、通信料金が大変なことになります。
無線LANアクセスポイントが設置されていれば問題ないのですが、有線接続されたノートPC(無線LAN付き)が手近にあれば、WiFiのアクセスポイントにしてしまえば、かなり便利です。

10分くらいあれば、あまりネットワークに詳しくない方でも簡単に設定できそうなので、紹介しておきます。
Windows XPが登場したころは、かなり設定が面倒だったような気がしましたが、Windows 7は本当に簡単にできるようになりました(IPアドレスなんて意味が分からなくても支障ないです)。

Windows 7の例)

○用意するもの
有線LANでインターネットに接続されており、無線LANアダプターを装備しているPC
(一般的なノートPC、無線LANだけのminiノートやタブレットは不可)

(1)最初にデバイスマネージャーから有線LAN、無線LANのドライバーが正常に動作しているか確認しておきます。

(2)管理者モードでコマンドプロンプトを起動します。

(3)コマンドプロンプト上で A -> B -> C -> D の順に入力していきます。

A.
netsh wlan set hostednetwork mode=allow 「Enter」キー

B.
netsh wlan set hostednetwork ssid=superspeedllc 「Enter」キー
ssid(無線LANアクセスポイント識別用の名前)を設定します。
ここでは名前を superspeedllc としています。

C.
netsh wlan set hostednetwork key=123123123 keyusage=persistent 「Enter」キー
パスワードの設定をします。ここでは 123123123 と設定。
keyusage=persistentはパスワードの永続性を意味します。

D.
netsh wlan start hostednetwork 「Enter」キー
これでWiFiアクセスポイントが起動します。

(4)「コントロールパネル」 – 「ネットワーク共有センター」から「アダプターの設定の変更」を開きます。

(5)ローカル エリア接続を右クリックしてプロパティを開きます。

(6)共有タブを選択して「ネットワークのほかのユーザーに、このコンピューターのインターネット接続をとおしての接続を許可する」をチェクして、下の「ホームネットワーク接続」に「ワイヤレス ネットワーク接続」を選択します。「OK」で設定は完了します。

(7)他のPCからWiFiアクセスポイントの一覧を見ると、上記で設定したアクセスポイント「superspeedllc」が表示されるようになりました。

選択してパスワードを入力すれば、ネットにアクセスできるようになります。画面はWindows 7のものですが、Androidスマホでもほぼ同じように接続できます。

設定が簡単とは言っても、コマンド入力をいくつか実行する必要があるので、面倒な方もいると思います。
探してみると、ssid(無線ネットワーク名)とパスワードの設定だけで、すべて済んでしまうようなソフトも公開されているので、興味がある方は調べてみるといいかもしれません。