Sticky Passwordの自動ロック

Sticky Passwordでは初期設定で、「10分間コンピュータを使用しない」と自動的にロックされるようになっています。これは離席した時に勝手に他人がログインして利用しない様、安全のための設定です。

ただパソコン側の「電源オプション」の設定でも、10分間何もしないと「ディスプレスの電源を切る」になっていて「復帰時にパスワード」(Windowsのログイン パスワード)を要求する設定にしてあれば、こちらも同時に効きます。

ちょっと席をはずして戻ると、画面の電源が切れていて、画面を表示後Windowsのログインパスワードを入力してログイン後、更にSticky Passwordのマスターパスワードを入れると、二度手間になってしまいます。「安全」の為とはいえ、面倒ですね。

パソコン側の「電源オプション」を使用している場合、一番簡単なのはSticky Passwordの自動ロック時間を少しだけ長くしてあげることで二度手間は避けることができます。
またSticky Passwordの「自動ロック」を解除し、「ロック」はアイコンクリックで簡単にできる手動設定も可能です。

① Sticky Passwordの「設定」を選択

② 「セキュリティ」項目にて「自動ロックしない」へ変更します。(「自動ロック」の時間を少しだけ伸ばすのもここでできます)

③ 「全般設定」で「システムトレイのアイコンをクリックしたとき」の設定を変更

これで、「自動ロック」はされなくなり、タクスバーのSticky Passwordアイコンをクリックして「ロック」の切り替えが可能になります。(Sticky Passwordの設定画面を出したい時は、タスクバーのアイコンを右クリックして「Sticky Passwordを開く」を選択する事となります) これで「離席」する時に、簡単に手動でロックできます。

また②の「セキュリティ」で「認証方式」設定を「認証なし」にすると、「マスターパスワード」を使わずに、アイコンのクリックだけでロックとロック解除できるようにできます。
セキュリティ度が下がりますのでお勧めは致しません。誰かに悪用されてしまうかもしれません。自己責任で運用には十分な注意が必要です。この場合、離席する際はパソコンの電源を切る事が必須になります。

Sticky Passwordでアプリのパスワードも管理 – その1(起動パスワード編)

『Sticky Password』を利用すると、様々なWebサイトのログイン情報(ユーザ名/パスワード)を一元管理できますが、アプリケーションのパスワードの管理も対応できるのものであれば可能です。

メールにも起動パスワードを設定しておけば、第三者に不正使用される心配もなくなりますので、安心ですね。

1. Beckyの起動パスワード
以下のように、Beckyの起動パスワードもStickyで管理することができました。Stickyを有効にしなければ、ソフトの起動ができなくなります。

2. FFFTPの起動パスワード
FTPクライアントの定番、FFFTPの起動パスワードもStickyで管理することができました。Stickyを有効にしなければ、ソフトの起動ができなくなります。

3. TuneUp Utilities 2013の起動パスワード
TuneUp Utilities 2013にも起動パスワードが設定できますが、Stickyでは管理できませんでした。

ハイブリッド ダイナミックディスク

以前、「気が付けばダイナミックディスク」の記事で、ご案内した「変なダイナミックディスク」は、最新のLB イメージバックアップ 11 proやLB パーティションワークス15で見ると、「ハイブリッドMBRダイナミックディスク」として表示されます。発生条件は次の組み合わせです。

1.「MBR」環境のパソコン

2.基本パーティションが4つある状態で、ディスクの管理でさらに新しいハードディスクを追加しようとすると、「ダイミミックディスクへ変換する必要があります」と表示され、それに「はい」と答えて新しいパーティションを作成。

3.先頭に特別なパーティションが存在。

この場合に、「ハイブリッド ダイミナックデイスク」となります。

原因は先頭のパーティションIDが通常のタイプでない為、Windowsの機能でベーシックとして残してしまった事です。「パーティションID」が「27」や「DE」等で、「メーカー独自のツールや回復キット」用のパーティションです。

「LB パーティションワークス15」等には「ダイナミックディスク」を「ベーシックディスク」に戻せる機能があります。「ハイブリッド ダイナミックディスク」でもパーティションテーブルに問題がなければ変換可能です。

■異常なパーティションテーブル

「ダイナミックディスク」を「ベーシックデイスク」へ変換できないハードディスクもあります。

どんなディスクでも「ディスクの管理」でのパーティションサイズと配置が、Windows上の表記と異なっている様な、異常なパーティションでは、何もできません。

なお「GPT」ディスク環境では、基本パーティションは128個まで作れます。…のでパーティションの数が足りなくて誤って変換してしまう「ダイナミックディスク」の出番はありません。作ってもドライブ文字が足りなくて意味がないのですが(笑)

Mac(Boot Camp)でAudials Tunebite を使用する

Audials Tunebiteは、インストールはWindowsにしかできませんが、保存した動画/音楽は、形式を選択すればMac上でも再生可能です。
Mac(Boot Camp)を使用して、具体例をご紹介いたします。


Macの電源を入れ、まずはWindowsを起動します。




Audials Tunebite をインストールします。




Tunebiteを起動します。

録画/録音するときに、Apple OS (iOS)用の形式で保存するように設定すると、 MacOS上での再生がスムーズです。
録画/録音後に、データをiOS用形式に変換することも可能ですが、ここではあらかじめ設定する手順でやってみます。


保存形式は、初期設定ではWindowsメディアプレイヤー用になっています。 「形式」をクリックします。




「iPhone/iPad/iPod」を選択し、「OK」します。



「形式」がiOS用になりました。



この状態で動画を録画すると、動画ファイルはmp4形式で保存されます。
Tunebiteはこの形式に対応しているので そのまま再生できます。





この動画をMacOS上で見てみましょう。MacOSを起動します。




この例ではBootcampのWindows上で保存した動画なので、初期設定の保存先
C:\Users\ユーザー名\Videos\Audials\Audials Recorded Webvideos を開きます。

見たい動画をダブルクリックすれば、そのまま再生されます。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆





ちなみに wmv形式の動画は、Mac上では以下のエラーになります。

・wmv対応の動画再生ソフトをインストールする  または、
・Tunebite 上で、mp4 形式に変換する

いずれかで再生できるようになります。
(データの変換手順は利用ガイドをご参照ください!<(_ _)>)

LB ブートマネージャー3でWindows 10 Technical Previewをマルチブート

Windows 10 Technical Previewのダウンロードが開始されました。もちろんLB ブートマネージャー3の正式なサポート環境ではありませんが、Windows 7のPCに追加インストールして、LB ブートマネージャー3でマルチブート環境が作成できるか試してみました。

特に問題なくマルチブート環境が構築できました。手順も特別なことは必要ありませんでした。

1. LB ブートマネージャー3の起動メディアからして、Windows 7がインストールされているパーティションの後ろに、Windows 10用の未割り当て領域を用意しました。

2. Windows 10用のパーティションを作成、アクティブにして、前2つのWindows 7のパーティションは、非アクティブ、非表示に設定します。

3. Windows 10のインストールDVDからブートします。Windows 7や8と同じようなインストーラが起動するので、ウィザードを進めます。

4. インストール先では、作成したWindows 10用パーティションを選択して、ウィザードを進めます。

5. インストール後、初期設定が完了すると、Windows 10が起動します。

6. LB ブートマネージャー3の起動メディアから起動します。非表示にした7のパーティションを表示に戻し、LB ブートマネージャーをインストールします。

7.PCを再起動すると、起動時にLB ブートマネージャーの選択画面が表示されます。上から2つ目がWindows 10のパーティションになりますが、LB ブートマネージャー上で認識されています(表示はもちろんVista/2008/7のままですが・・・)。この例では、1番目を選択すれば、 Windows 7が起動し、2番目を選択すれば、Windows 8が起動できるようになりました。

※もちろんサポート外です。お試し頂くにしてもご自身の責任の範囲で行って頂きますようお願いいたします。

※UEFIベースのPCの場合にはこの方法では対応できません。