USB鍵を紛失した時のデータの救出

USB HardLockerやLB パソコンロック4でUSB鍵を紛失/破損した場合のお問い合わせをいただくことがありますが、マスターキー等の救済ツールは用意されておりません。秘密領域に保存されたデータは合鍵なしで取り出すことはできませんが、秘密領域以外の場所(デスクトップや内蔵HDD上のフォルダ等)に保存されたデータは取り出すことができます。

(1)CD起動のOSでPCを起動して、データを取り出す
(起動時にハードディスク内のデータにアクセスしないので、USB HardLockerは動作しません。)

「LB イメージバックアップ」や「LB パーティションワークス」をお持ちでしたら、「ファイル転送ウィザード」を使うと便利です。「ファイル転送ウィザード」は、こちらを参考にしてください。
お持ちでなければ、CD起動のLinux(KNOPPIX、Ubuntu LiveCD等)をWeb上からフリーで入手することができます。

(2)内蔵のハードディスクを取り出して、外付けのディスクケースに入れてから、他のPCに接続する。
作業的に少し手間がかかりますが、ディスクを外して、Windowsが動作している他のPCにUSB等で接続すれば、やはりロック機能は動作しないのでデータを取り出すことができます。

秘密領域のバックアップ・保管 応用編

『LBメディアロック3』は、パスワードを入力すると見えるようになる秘密のドライブを作れるソフトです。
USBメモリ、外付HDDにも作成でき、他のPCでも使用できるのでとても便利です。

秘密領域は暗号化ファイルで構成されています。予期せぬファイルの破損等に備え、秘密領域はバックアップしながらお使いいただくことをお願いしております。

秘密領域構成ファイル(「SML」フォルダ)をコピーしておけば、パスワードがかかった状態でのバックアップになりますので、「よくある質問(FAQ)」や裏ブログでもお願いしております。

秘密領域のバックアップを取る方法 (FAQ)

CD-R/RW、DVD+-R/RW メディアに秘密領域を作成する方法 (FAQ)

秘密領域のバックアップ (裏ブログ)


また、秘密領域は、比較的壊れにくいNTFSにフォーマットしてから使用されることをおすすめいたします。

秘密領域に保存できるファイルのサイズについて (FAQ)



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複数の秘密領域をわかりやすくバックアップできないか?? ご参考にしてください!!


細かいですが、秘密領域には以下のような留意点があります。
◎秘密領域は、1ドライブに1つしか作成できない。
◎秘密領域は、暗号化ファイルで構成されている。(「SML」フォルダ)
◎「SML」フォルダは、どのドライブでも直下に置くと(壊れていない限り)自動認識される。
E:¥aaa¥SML のように、フォルダに入れてしまうと認識されません。


以上をふまえ、複数の秘密領域をバックアップしてみます。



L、F、G ドライブにそれぞれ秘密領域を作成してあります。

L、F、G ドライブ内を開くと、それぞれに「SML」という隠しフォルダがあります。秘密領域本体です。
(見つからない場合は「表示」をクリックし、「隠しファイル」にチェックを入れてください。Win8の場合)

この「SML」をバックアップ用ドライブにコピーすれば秘密領域のバックアップが完了です。




みんな「SML」なので、複数の秘密領域をバックアップしたい場合は、フォルダ名を変更してはいかがでしょうか。いざ復元が必要になったときは、そのフォルダだけを「SML」に戻せば、それだけで秘密領域が認識されます。




構成ファイルをコピーしても、フォルダ名が「SML」でないと認識されません↓




Gの秘密領域のバックアップを「SML」に戻しました。(要PC再起動)




フォルダ名を「SML」に戻しただけで、バックアップ先に秘密領域が認識されています。
これはGの秘密領域のコピーなので、Gのパスワードで有効にできます。




重要データを扱う際はとくに、小さ目の秘密領域でこまめにバックアップしながらご利用されることをおすすめするしだいですc(*゚ー^)ノ*・’゚☆

2015年 今年もよろしくお願いします

2015年となりました。

毎年のことながら、新年はバックアップには最適です! 人間の記憶って結構「正月」「新年」の印象が強いです。

年明けは「バックアップ」…という事で「LB イメージバックアップ 11 pro」「LB パーティションワークス15」でバックアップしたり、「LB コピーワークス13」でハードディスクのコピーなどで万全の防衛をしましょうね!

今年はWindows10が予定されています。新しいOSの期待があります!Windows8.1Upからどう発展するか楽しみです!

ただ新しいOSが発売されるとなるとソフトメーカーはいろいろ大変です。Windows画面上では変化がないように見えても「起動情報」や「ドライバ」、水面下でのパーティション内容の変更など、様々あります。

ソフトは新しいOS上で、動作に対して、正常に動くのか、変更が必要なのか。確認に追われます。アップデートすれば継続して使用できるのか、作り直す必要があるのか、作り直すならどの程度時間が必要か。(OSの発売日前後に合わせないと大変です!)

どんな点がWindows10で変わって、実験したり、ご案内できるかと思います。今年も色々な切り口の記事を届けられるよう頑張ります!

2014年 ありがとうございました。

2014年最後の裏ブログです。

2013年から本格的になったWindows8とGPTディスクも定着し関連するサポートも多くなりました。32bitパソコンから64bitパソコンへどんどんと時代が変化しています。さらに来年にはWindows10が待っています!
SSDもさらに価格安になり容量が増え、microUSBメモリも出てきました。ノート、デスクトップどころか、タブレットPCも増えています。
まだまだ高いですが6TB、8TBハードディスクも並んでいます。動画やインターネットでのサービスも増え続けていますね。

増えて変化するばかりでなく、なくなっていく機器類も多数あります。

ちょっとあちこちの大掃除などしてみるとザクザク出てくる、フロッピー(3.5インチフロッピーのデータ量が1.44MBだったなんて…。数字を見ると今更ビックリ、今じゃ高画質の動画ですら入りません)、MO、SCSI-RAIDボード、IDEの3GBのHDD、CRTディスプレイ、256MBメモリ、512MBメモリ、おおこの箱はPC-DOS…。 Windows98/ME用スクリーンセーバー、古い解像度のゲーム。
捨てればいいのに、なかなか捨てられないデバイス類の「行く年、くる年」の年末でした。

来年も様々な切り口で、裏ブログにて記事をお届けしたいと思います!

ところで、フロッピーには8インチフロッピーなんてのもがありました。・・・ 最近では8インチ タブレットが出ているので感無量…(笑)

===== 年始年末のお知らせ ======
【営業窓口】
◆年内最終営業日: 2014年12月26日(金) 17:30まで
◆年始営業開始日: 2015年1月5日(月) 9:00から

【サポート窓口】
◆年内最終受付日:2014年12月26日(金) 17:00まで
◆年始受付開始日:2015年1月5日(月) 10:00から
電子メールのお問合せは、年末年始の期間も受付は可能ですが、返答は年始営業開始日以降となります。
なお、通常よりご返信にお時間がかかる場合がございます。予めご了承頂きますようお願いいたします。

良い年の瀬を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。
来年も何卒よろしくお願い致します。

Windows 10のテスト(2)

前回はWindows 10 Preview版でLB メディアロック3を使用してみましたが、今回はUSB HardLocker 4を試してみました。

ご注意:
以下の内容はサポートの対象外です。ライフボートによる動作検証ではありませんので、秘密領域が作成済みの外付けドライブ等を接続するようなことは避けてください。万一、データの破損等が発生してもサポートの対象にはなりません。

インストールは問題なく完了できましたが、初期設定画面で表示の一部が崩れていました(設定自体はできました)。

無事に設定は完了して、動作を見てみます。

スタートメニューに登録してユーティリティーを立ち上げたり、スクリーンロックをかけることもできました。

ログの記録も正常に動作しているようです。