「ごみ箱」のアイコンが表示されなくなったら?

ごみ箱が表示されなくなって困った、という経験はないでしょうか?特に、
Windows Vistaではごみ箱のアイコンを右クリックすると、ごみ箱アイコン自体を削除
できるようになっているので、間違えて削除してしまって、どうやって戻すのか分から
なくなった方もいらっしゃるかもしれません。

さて、そんなときのために、もう一度表示させる方法をご案内します。まず、
デスクトップ画面上の何もないところで右クリックし、「個人設定」を開きます。

すると、画面の左側に「デスクトップ アイコンの変更」というメニューがあるのでこちらをクリック。

あとは表示させたいアイコンにチェックを入れて、OKで画面を閉じます。

ここでは、Windows Vistaを例に紹介しましたが、
Windows 7や8でも、表示させる手順は同じです。

ちなみに、TuneUp Utilities 2012/2013にも「ごみ箱」を表示させる機能があります。
TuneUp Utilitiesを起動後、「問題の修正」タブで「典型的な問題を修正する」を
クリックします。

あとは、「ごみ箱アイコンが表示されない」の項目にチェックを入れ、
画面を「次へ」で進めていってください。

これでごみ箱が表示されます。
間違えてごみ箱を非表示にしてしまった場合でも、これでOKですね。

Windows8のパーティション数

店頭では、個人向けのパソコンはWindows8が殆どになりました。

この最新パソコンのWindows8のパーティション配置を確認したことはありますか?

「ディスクの管理」画面を出してみると、なんだか、たくさん区切られています。C:ドライブ、D:ドライブ、以外に「回復」とか「EISA」とか「recovery」とか、ずいぶんと区切りが増えました。

新品の空のハードディスクに、OSをMicrosoftの初期設定でインストールしてみましょう。

「XP」「Vista」「7」「8」これらのWindowsの内部は「システム」(起動情報)と、「ブート」(OS本体)に分けられます

「XP」「Vista」は、Cドライブ「1つのパーティション」だけでインストール出来ていました。(MBRディスク) (Cドライブに「システム」「ブート」が一緒に入っている)

「Windows7」は「システム」と「ブート」と2つに分かれました。
「システムで予約済み」(100MB)と、(C:) ドライブです。(MBRディスク)

Windows8は

従来の「BIOS」でMBRディスクにインストールすると
「システムで予約済み」(350MB)と、(C:) ドライブが出来上がります。

uEFIで、GPTディスクにインストールすると
「回復パーティション」(300MB)、「EFIシステム」(100MB)、(C:) ドライブです。

(C:)の前に見たことがないパーティションが増えていても、消してはいけません。ご注意ください!

ちなみに最初の画面はメーカーパソコンの為、さらにD:ドライブや、リカバリーパーティションが増えていたわけです。

USB 3.0について

最近のUSBポートは3.0が主流ですね。USB 3.0がリリースされる前は2.0が主流でしたが、
リリース直後からしばらくは、USB2.0とUSB3.0の両方を搭載したものが多かったように
思います。最近は3.0のみの機種が増えているようですが。

さて、ご存知の方も多いと思いますが、USB 2.0とUSB 3.0の違いとは何でしょうか。
大きな違いはやはり、転送速度です。他にも細かな違いはあるでしょうが、やはり
転送速度の違いは大きいです。USB 2.0では最大転送速度が480Mbpsですが、USB 3.0
の最大転送速度は5Gbpsです。転送速度が2.0と3.0では10倍以上違うわけですね。
まあ、あくまで理論値だと思いますし、実際には最大転送速度は出ないでしょうが、
それでもUSB 2.0 から USB 3.0に変わると転送速度の違いは歴然だと思います。
ちなみに、Wikipediaによると、USB 3.0のポートには青を使うことが推奨されている
そうです。

【3.0のUSBポートの拡大画像】

動画などの大容量データを扱うことの多い方には、転送速度が向上するのはありがたい
ことだと思います。データのやり取りも楽になります。ただし、このUSB 3.0の転送速度を
発揮するには、USBポートが3.0であることはもちろんですが、外付けハードディスクなどの
機器側もUSB 3.0に対応している必要があります。片方だけが対応している場合は、3.0の
転送速度は出ないので注意してくださいね。

GPTパーティション


Windows8搭載のPCでは、
BIOSに替わり、UEFIになっています。

UEFIでは、ハードディスクは
MBRディスクでなく、GPTディスクになります。

GPTディスクでは、
基本パーティション4つまでという、
MBRディスクの制限がなくなります。

Windows の実装では128パーティションが
上限になるようです。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/hardware/gg463525.aspx


ドライブ文字を当てなければ
この調子で 果てしなく作成できそうです。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆


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ディスクサイズを修正する方法

以前サポートで、1TBのハードディスクが32MBと認識されてしまう、160GBのハードディスクが、80GBと認識されるというお問い合わせを受けたことがあります。ハードディスクケースなど組み合わせによっては、ディスク自体のサイズが書き換えられてしまうケースが稀にあるようです。ただ、ディスクサイズはディスクのハードレベルの情報になるため、ライフボート製品では修正することはできません。そのような場合には、ディスクメーカ純正のユーティリティで修正できる場合があります。

今回は、以下を例にHITACHI社製のツールを使用した場合の修正方法をご紹介します。この例では、2台目のハードディスクはもともと80GBのハードディスクですが、Windows上でのディスクサイズは40GBになってしまっています。

※修正したハードディスクのデータは削除される可能性があります。十分に注意して操作を行ってください。あくまでお客様ご自身の責任の範囲でお試しくださいますようお願いいたします。

1.以下のサイトから起動CDもしくは、起動FDを作成するプログラムをダウロードします。
http://www.hgst.com/support/index-files/simpletech-legacy-downloads#FeatureTool

直接ダウンロードする場合

●フロッピードライブがある機種の場合
http://www.hgst.com/hdd/support/downloads/Ftool-ver215.exe
ファイルをダウンロード後にファイルを実行して起動ディスクを作成してください。

●CDドライブがあるパソコンの場合
http://www.hgst.com/hdd/support/downloads/ftool_215.iso
ファイルをダウンロード後にISOイメージを任意のライティングソフトを使用してCDに書き込んでください。

2.作成したCD/FDから起動します。

※誤操作を防ぐためにも必ず対象のハードディスクのみが接続された状態で操作を行ってください。

3.以下の画面が表示されたら、[Enter]キーを押します。

4.接続されているハードディスクの一覧が表示されます。ここでハードディスクが複数表示される場合には、モデル名やサイズを参考に問題のあるハードディスクを<↑><↓>キーで選択してください。

※ ハードディスクの選択は注意して行ってください。

5.<Alt>キーを押しながら<F>キーを押します。Featuresメニューが開きます。<↓>キーで、[Change Capacity]を選択して<Enter>キーを押します。

6.表示されるディスクサイズを確認してください。

manufacturing values : 元のハードディスクサイズになります。
current values: 現在のサイズになります。

この例では、本来のディスクサイズが、80GBですが、現在は、40GBに設定されていることが分かります。

7.<Tab>キーを5回押して、[Options]にカーソルを移動します。<Enter>キーを押します。

8. オプションが表示されます。[Maximum Capacity]が選択されていることを確認の上、<Enter>キーを押してください。

9.manufacturing valuesとcurrent valuesが同じサイズか確認します。

10.<Tab>キーを3回押して、[OK]にカーソルを移動します。<Enter>キーを押します。

※分かり難いですが、OKにカーソルが移動すると、OKのKが白抜きになります。

11.成功すると、『Capacity changed successfully』と表示され最初の画面が表示されます。Capacityの箇所が変更されているか、再度確認します。

12.CD/FDを取り出し、<Ctrl>と<Alt>と<Delete>キーを同時に押して再起動します。
OSが起動したら、ディスクサイズが修正されていることを確認します。