よいお年を

2012年の最後の裏ブログです。

2月にスタートして以来、いろいろなミニ知識や、ソフトの裏ワザをご紹介してきました。

パソコン、ハードディスクは、日進月歩で技術革新が進みます。DOSがWindowsに、IDE、SCSI接続からSATA接続が標準になったように、ハードディスクからSSDに、BIOSはUEFIに、MBRはGPTに変革の時代がやってきています。デスクトップ、ノートの時代がタブレット、ウルトラブック、さらに小さいデバイスの時代です。

時代の波に合わせて、来年も楽しくて、驚くような、また役に立つ記事がご紹介できたらと思います。

2013年もよろしくお願いいたします。

デュアルブート環境のバックアップ

1台のPCに、2つのOSをインストールして切り替えて使われたことは
ありますか?デュアルブートと言われる環境のことです。
Windows 7のPCに、Windows XPを入れて、切り替えて使う方が
最近は増えているようですね。

デュアルブートの構築は手間がかかるため、、起動できなくなって
しまうと、再度構築するのはかなり面倒です。そんな時のために、
このデュアルブートの状態がバックアップできれば、いざという時
にすぐにバックアップ時の状態にもどせます。今回は、
LB ブートマネージャー+LB パーティションワークス13で構築した
デュアルブート環境をバックアップして復元できるかを
試してみたいと思います。使用するOSはWindows 7 + Windows XPです。

※ここでは、バックアップはディスク全体で行っています。デュアルブート、マルチブート
の環境のバックアップはパーティション単位ではなく、ディスク単位で行ってください。

バックアップには、LB ブートマネージャーとセットになっている
LB パーティションワークス13を使用します。このバックアップ機能で
バックアップし、復元できるか試してみたいと思います。
なお、Windows 7とWindows XPは、下記のように、同一HDD内に
インストールされていることが前提です。

まず、CD起動でLB パーティションワークス13を起動し、
外付けHDDなどにバックアップします。

今回は復元できるかどうかの実験なので、バックアップが終わったら、
いったんバックアップ元のHDD内のパーティションを全部削除します。

さて、OSが起動できなくなったところで、バックアップデータを復元してみます。

復元が正常に完了したのを確認し、再起動すると、
LB ブートマネージャーの画面が表示され、OSが選択できるようになりました。

この後はWindows 7、Windows XPのどちらでも起動できました。
デュアルブートとは言っても、通常通りにバックアップすれば
復元できました。デュアルブートであることを気にする必要は
ないみたいですね。構築に時間がかかったものこそ、
バックアップを確実に行って、いざという時に備えておきたいですね。

Windows8 デスクトップにアイコンを追加

Windows8では、起動時の「スタート」画面のタイルボタンや、「すべてのアプリ」からのメニューでソフトウェア起動が可能ですが、今までのWindowsユーザーにとってはいちいちデスクトップで作業中に「スタート」画面に戻るのは面倒です。

もちろん「スタート」画面で、該当ソフトを右クリックして「タスクバーにピン留め」をすれば、デスクトップ画面からの起動が簡単になります。

ただ「スタート」画面の「右クリック」メニューで「デスクトップにアイコンを表示」はありません。「タスクバー」の範囲は小さくアイコンを大量に増やすわけには行きません。広いデスクトップにアイコンを足したいと思いますね。

そんな時は次の手順が簡単です。

また「デスクトップ」に「スタート」ボタンを追加するソフトとして、日本製のフリーソフト「秀丸スタートメニュー」もお勧めです。

「処理を完了するには再起動が必要です」の画面

この画面が出たとき、場合によっては 再起動しなくてすむかもしれません。

(システムドライブのパーティション操作のときは
「再起動」しないとできません<(_ _)>)




この画面が出たら、
画面左下の「実行されているファイルの一覧を表示」をクリックします。


ここに表示されるプロセスが、ドライブを使用しています。
この例では、「グーグルデスクトップ」と、
Windowsの何らかのサービスが動作しています。




左下の
「すべてのファイルを閉じて、処理を再試行します」をクリック。


確認画面が表示されるので、「はい」をクリックします。

プロセスが停止可能であれば停止され、
再起動することなく処理が再開されます。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆

スタートボタンを使わずにシャットダウンする方法

Windows 7までのPCでは、電源を切る際には、スタートから「シャットダウン」
を選択して電源を切るのが一般的です。ただ、たまにフリーズして反応しない時があると
思います。どうしても反応しない場合は、電源ボタンを長押しして強制終了するしか
ありません。でも、この方法だと最悪の場合、ハードディスクの故障につながる
可能性もゼロではないため、他の方法で再起動やシャットダウンができるならその方が
良いですね。今回は、スタートを使わずにシャットダウンする方法を紹介します。

まず、ctrl + Alt + Delete キーを押す方法。この方法はご存知の方も多いと思います。
Windows XPでは、これらのキーを押すとタスクマネージャが起動します。

ここで「シャットダウン」を選択し、
「コンピュータの電源を切る」をクリックすると電源が切れます。

Windows Vista/7/8の場合は、Ctrl + Alt + Delete キーを押した後、画面右下に表示される
アイコンをクリックしてシャットダウンを選択します。

こちらはVistaの画面例です。画面右下にある、△マークをクリックします。

メニューからシャットダウンを選んでクリックすると電源が切れます。

また、これ以外にキーボードの Alt + F4 のキーを押す方法があります。
これはフリーズしたときの対処方法ではありませんが、この方法でも
スタートボタンをクリックせずにシャットダウンできます。

デスクトップ画面で、何もウィンドウを開いていない状態でこれらのキーを
押すと「Windowsのシャットダウン」の画面が表示されます。
(何か画面を開いた状態でAlt + F4 のキーを押すと、開いていた画面が閉じられます。)

Windows 7の場合

Windows 8の場合

プルダウンからシャットダウンを選択し、Enterキーを押すと電源が切れます。
なお、マウスが反応しない場合は、キーボードの ↓や ↑の キーを押してシャットダウンを
選択します。

PCがフリーズしてしまった場合に、試してみてください。