NASのデータを復元 ― データ復元ソフトDisk Drill 6 Pro

Disk Drill 6 Pro ご案内マップ

     
Linux系のNASはSSHに対応していれば こちらの手順で可能です。
Windows系のNASは、WindowsにDisk Drill をインストールして復元をお試しください。

Linux系でSSHに対応していない場合や、物理的に不調が生じている場合、RAID構成が壊れてしまっている場合は、HDDを物理的に取り出して他のPCにローカル接続することで、スキャンできます。

どうしてもDisk Drillでの復元を試されたい場合は、ご参考にされてください。

  
○ NASの復元
* データの上書きを防ぐため、RAID の使用をすぐにやめます。
* 再構築を簡単にするために、ドライブを取り外す前に順番にラベルを付けます。
* 中断を避けるため、回復中は信頼性の高い電源を使用してください。
* 復元データの保存先(書き込み先)は、必ず別のディスクをご用意ください。
* 物理的に重大な損傷がある場合は、スキャン処理で負荷を加えるため、さらに
  悪化してしまう可能性があります。専門機関への相談をご検討ください。

NASの型式で調べると、ディスクの取り外し方法が動画等で説明されていることが多いです。ほとんどのNASではRAID構成になっていますので、正しいディスク順序を維持するため、RAID アレイ内の位置に応じて各HDDに明確なラベルを付けます。

HDDを取り外せたら、Windowsパソコンにローカル接続します。

Disk Drill はRAID環境に対応しており、RAIDで使用していたディスクを接続すると、RAID環境を自動検出します。

復元の確率がいちばん高くなるのは、RAIDを構成していたHDDを
すべて、接続順序を変えないようにパソコンに接続し、
Disk Drill の「RAID」画面(以下をご参照ください)からスキャン
を行う手順です。

今回はミラーリングのRAIDだったことと、テストなので、1台ずつ別のパソコンに接続して復元を試してみましたが、結果的にどちらも同じように復元できました。
左はSATA接続、右はUSBアダプターを使用しています。

   
HDDを接続して、Disk Drill 6 Proを立ち上げた画面です。
操作しているパソコンのHDD(SAMSUNG)、NASの1台(WDC)の他に、検出されたRAID環境が別途表示されています。
また、今回の操作には直接関係しないSSH接続のHDDが2台表示されています。

RAIDをクリックすると、RAID環境のみを表示します。

    

RAID構成を無視して、HDD単体を選択してスキャンすることも可能です。RAIDから行った方がより多く読み込めるメッセージが表示されますが、状況によりお試しください。

一度に1つずつのスキャンになるため、一番上から順に試してみます。1.91GBの領域です。

サイズが小さいのでスキャン時間はかかりません。復元されたデータもほぼシステム関連のものでした。

  
 
3.81GB。多くのファイルが見つかりましたが、復元して内容を見てみると、やはりシステム関連のものがほとんどでした。



 
   
1.81TB。ユーザーのデータの多くはここに保存されています。2TBほどあるのでスキャンは3時間ほどかかりました。

テストなのでファイル数は多くないですが、ユーザーが保存したデータがほぼ復元できました。ファイル名は変わってしまっていることがほとんどのようです。

 
       
●1台のPCに、ミラーの1台目、2台目を両方接続してスキャンした場合も、結果は同じでした。
  
 
  

   

  

HDDやRAIDの状態などにより、様々な状況が考えられます。以上は一例としてご参考までとしてください。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆