BitLockerで暗号化されたPCのバックアップ、コピー

BitLocker(ビットロッカー)はWindowsのドライブ暗号化機能です。
BitLockerの詳細は こちら(他社サイト) をご参照ください。
 
LB イメージバックアップ12 ProはBitLockerに対応可能でバックアップやコピーが可能です。BitLocker以外の暗号化には対応いたしませんのでご注意ください。  

Windows 10でのご案内になっていますが、Windows 11でもまったく同様となります。(2023/7/28)    
      

Windows 10(21H1) BitLocker有効化の環境です。


イメージバックアップ

  
LB イメージバックアップ12 Proでは、BitLockerで暗号化されたドライブには下記のような鍵のアイコンが付いて表示されます。

このままCドライブ(ディスク全体)のバックアップが可能です。
           

※ BitLocker有効化環境のバックアップは、必ずWindows上で行ってください。
  BitLockerはWindowsにログインしたときに解除(復号)され
  ます。
  CD/USBブートでバックアップした場合は、暗号化が解除されて
  いませんので、Cドライブがバックアップできません。下記は
  USBブートでバックアップしたバックアップデータです↓↓
  (Cの内容がカラになっています)

           
※ バックアップは暗号化が解除された状態で行われるため、必要に応じてデータにパスワードをかけることもできます。(復元時にパスワードが必要になります。)

                   
   
             
バックアップはWindows上で実行し、復元するときは通常通りCD/USBブートで復元します。(OS全体の復元は、Windows上ではできません)

復元ウィザードを起動し、バックアップしたデータを復元するときの画面です↓↓
復元完了後は暗号化は解除されます。復元完了後に必要に応じてBitLockerを再度有効にしてください。



           
             

コピー

BitLocker環境を丸ごとコピーし、コピー先に付け替えて起動を試しました。


     


         

******* 結 論 ****************************
 コピーは完了しましたが、RAWコピーのように非常に時間がかかりました。
 また、コピー先ディスクに付け替えて起動する際に、PCのEFI(BIOS)によって
 は、自動で何らかの調整を行う可能性があり、PCによっては起動できないこと
 もあるかもしれません。
 そのため、実際にやる場合は、暗号化を解除してからコピーのほうが確実かつ
 早い気がします。
*****************************************
     
            
コピー先HDDで起動してみます。
このテスト機のEFIの機能により、コピー元のSSD(ディスク0)をOFFにできなかったので、ディスク1を選択して起動。

            
念のため、コピー元の環境を削除しても起動できることを確認。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆

   
             

LB イメージバックアップ11 Pro、LBコピーワークス13

LB イメージバックアップ11 Pro、LBコピーワークス13では、サポートは対象外とさせていただいております。(ご利用のPCによっては、 LB イメージバックアップ12 Proと同様に行える可能性はあります。)
BitLocker のドライブは、下記のように表示されます。
  
【LB イメージバックアップ11 Pro】
LB イメージバックアップ12 Proと同様に、Windows上でバックアップし、CD/USBブートで復元できました。復元完了後はBitLockerは解除されますので、必要に応じて再度有効にしてください。

     
       
【LBコピーワークス13】
LB イメージバックアップ12 Proと同様に時間がかかりました。BitLockerを解除してからコピーをお試しください。


クラウドストレージ間の重複ファイルを検索して削除 * 応用編

Duplicate Files Fixer 3』 (デュプリケート ファイルズ フィクサー)は、パソコン内の重複ファイルを検索して、簡単に削除できるツールです。
画像ファイルだけでなく、ドキュメント、音楽ファイル、動画ファイルなども検索できます。
特殊なファイルの場合は拡張子を追加して検索することもできるため、実質どんな種類のファイルも検索可能です。


             

バージョン3では、Googleドライブ、Dropbox内のファイルをアプリ不要で検索することができるようになりました。↓↓


※Duplicate Files Fixer 3 の正式対応 下記内のファイルを検索できます。
 Windows・Mac 3台にインストール可 
    

※ クラウドストレージのアプリをインストールしている場合は、Google
 ドライブ、Dropboxにかかわらず、
クラウド上のデータがパソコンに
 同期されて保存されており、内蔵ドライブ内を検索することになるため
 『Duplicate Files Fixer 3』で検索可能です。
 
         
        
―*―*―*―
    

下記のような場合は、『Air Live Drive Pro』(エアー ライブ ドライブ プロ)と併用していただくと(ある程度)可能です。

◆ アプリをインストールしたくない。(Googleドライブ、Dropbox以外)
◆ 複数アカウントのクラウドストレージを比較して重複ファイルを検索したい。
◆ 複数のクラウドストレージの重複ファイルを検索したい


※ 失敗したファイルもあったので、文末の<ご注意>をご参照ください。
※『Air Live Drive Pro』は、クラウドストレージをローカルドライブの使い勝手
 で使用できるようにする製品です。クラウドのアプリはもちろん不要です。
 『Air Live Drive Pro』製品詳細は こちらをご参照ください。
 

【 手順 】  

Air Live Drive Pro を設定します。
Air Live Drive Pro を使用すると、Googleドライブ、Dropbox以外のクラウドストレージも、複数アカウントのクラウドストレージも、ローカルドライブのように使用できるようになります。

         

この4つのファイルを、上記それぞれのクラウドストレージに保存して、『Duplicate Files Fixer 3』で検索してみます。

        
      
(データを保存後、)検索するドライブを、Duplicate Files Fixer 3 の画面にドラッグ&ドロップします。


    

重複ファイルの検索を実行すると、それぞれのドライブから同じデータが見つかりました。

    

※ 例ではわかりやすく同一ファイル名になっていますが、ファイル名が変更されていても、内容が同じであれば検索されます。
         

削除を実行するには、不要なファイルにチェックを入れて、「マークしたファイルを削除」ボタンをクリックします。
なお、残すフォルダを指定すれば、「オートマーク」ボタンで自動選択して削除できます。

    



                ↓ ↓ ↓


     
    

****<ご注意>****
ご参考までの使用方法です。この使い方のサポートはお受けできません。
  
●キャッシュの状況などからか?、クラウドストレージによっては、3MB程度の
 ファイルで、見つからないデータが発生することがありました。
 (必ず発生するわけではありません)
 削除もエラーで完了しないファイルもあったため、削除で失敗する場合は、
 重複ファイルの検出のみにご利用いただき、削除は手動でお願いします。
  
●大量のデータや、多くのストレージを一度にやろうとすると非常に時間がかかる
 ことが考えられます。

秘密ドライブを停止できない 2022年版

LB メディアロック3 を利用して、秘密ドライブを停止する際に、「秘密ドライブは現在使用中です。」とメッセージが表示されて停止できないことがあります。秘密ドライブ内のデータを開くために利用したアプリを終了して、開いたファイルを閉じる、ダメな場合はしばらく待ってから停止すれば、通常は停止できます。現在使用中です

通常は時間が経てば停止できるのですが、待っても停止できない場合(待てない場合も)は、ツールを使って、ロックされている秘密ドライブ内のファイルを強制的に閉じ方法があります。過去の記事参照

これでもダメな場合は、explorer が秘密ドライブ自体をロックしている可能性があります。その場合は こちらのツールですんなりロックを解除できる可能性があるので、試していただく価値はあります。

rock_hunter

編集中や開いているデータがある場合に、強制的にアプリを終了させると、データが破損したり、システムが不安定になる可能性があります。上記のツールを利用する時は開いているファイルが無いことを確認の上、自己責任でお試しください。

Windows11に慣れよう

2022年今年もよろしくお願い致します。

さて、まだまだWindows10を使用されている方が殆どですが、それでもWindows11への切り替えは進んでいます。

Windows11にすると、また画面の様々な配置や機能が変わりました。一番よく使うのに変更されて困惑する点をご案内します。

■Windows10ではタスクバー左端にあった「スタート」マークが中央になります。

Windows11が起動した瞬間に「おお!!!!!」と思う部分です。

実はこの位置、Windows10の様に左端に移動できます。

【変更方法】
タスクバーの何もないところで右クリックして「タスクバーの設定」を指定します。[個人用設定]>タスクバーの画面が表示されたら、画面下の方にある「タスクバーの動作」の後ろにある「V」を指定します。「タスクバーの配置」項目で「中央揃え」から「左揃え」に変更します。

■データを右クリックして「コピー」「貼り付け」「削除」メニューがない

この項目が右クリックしてもないんです。…「ええええ!!!‼、なんでよく使うのに」と悩みます。
実はアイコンになって大きくなっています。

■「アンインストール」が見つからない

Windows「スタート」マークを右クリックして「アプリと機能」を指定し、プログラム名を指定すれば「アンインストール」ボタンが出ました。クリックしてもなにも出ないです…「どうしちゃった??」とオロオロ。

実は、右端の縦の「・・・」が重要です。末尾の「…」部分を押すと「アンインストール」が表示されます。

■隠しファイルの「表示/非表示」切り替え 

エクスプローラーの上にあった「リボン」メニューがなくなってしまいました。
「隠しファイル」どうやって見えるようにすればいいのだろうか。「うぬぬぬ」と困惑。

実はプルダウン内で実施します。

Windows10まで
Windows11

■画面のハードコピーツール

一部部分だけキャプチャーする機能として「Windows7/8」までは「snipping Tool」として存在し、Windows10では「切り取り & スケッチ」になりました。
今度のWindows11の「プログラムの一覧」の「き」項に 「切り取り & スケッチ」が ない。(以前の裏ブログ記事)
どうすればいいのさ??「あれれ」と混乱。

実は 「snipping Tool」 に名前が戻りました。 (戻ったのか…そうなの…)

なお、Windowsキーと「PrintScreen」キーの同時押しはWindows10もWindows11も健在です。

一年ありがとうございました。よいお年を

2021年もまだ「コロナ感染症」が継続していて、緊急事態宣言中は「在宅勤務」を行いましたので、電話サポート等が休止しておりました。2022年は落ち着くといいのですが。

今年の大きな出来事は「Windows11」公開でした。Windows11は、MS-DOSの頃から続いていた「MBR」環境へからの脱却のスタートです。OSは64bit、UEFIモードでの起動のみのサポートとなります。

MBRでしか対応できない古い機器類はこれでふるい落とされるのでしょうか。
Windows11自体も、いろいろ画面周りや、機能が「便利」だよね。と「Windows10」から変えられてしまい、従来の頭のままでは切り替えが付かないところもあります。

でも数年したらこれが普通になるのでしょう(過去のOSの進化の流れからそうならざる得ない)。IDE接続。3.5インチフロッピー。ブライマリ―/セカンダリー、マスター/スレーブピン。なんて、もう過去の遺物ですものねぇ。

今年も一年お世話になりました。

■年始年末のお知らせ

◆◆営業窓口
  年内最終営業日:2021年12月28日(火) 17:00まで
  年始営業開始日:2022年1月6日(木) 9:00から
 
◆◆電話サポート窓口
  年内最終受付日:2021年12月28日(火)16:00まで
  年始受付開始日:2022年1月6日(木)10:00から

良い年の瀬を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。
来年も何卒よろしくお願い致します。